iPodの音を良くする
iPodの音を良くするにはどうすればいいか?そもそもiPodの音は良い。まその際ちょとだけ気をつける点があって転送時にエラーチェックをさせる事これは絶対。エラーチェックをさせることによってデジタル信号の100%転送が可能になる。これをしなければiPodを使ってる意味が無いと言っても過言ではないでしょう。圧縮音源これは容量の許す範囲でなるべく非圧縮、せめてロスレスかAAC320くらいまでですな。もちろん128Kでも構わないという人もいると思いますがであれば特に高音質にこだわる人ではないだろうからあまり細かい事は気にしなくても良いと思われる。取り込みには エラーをチェックさせる なるべく高音質(理想は非圧縮)これによりCDに含まれる音情報は100%取り込めるのであとは再生。iPodのDSP(デジタルシグナルプロセッサ)はiTunesなどの使い勝手の良さに比べるとあまり上出来とは言えない。これがプリセットではなく自分でカスタマイズできるなら最高なんだけど現時点ではそれが出来ない。だからROCKBOXなどOS入れ替えてでもアップル製以外のプラットフォームを使う方法があるわけだけど確かにこれは良い。詳しい人でPCがウィンドウズなら一度は試してみる価値はあるでしょう。音抜けが、すんばらしくなる。特にファームウエアが古い人、世代が古い人ほど効果は顕著でしょう。イコライザーのカスタマイズだけでなくさまざまに音をいじれる。(スピーカーで再生している状態をシュミレートする機能さえついてる)しかし問題がある。まずフリーズするのは当たり前。iTunesを使わない分、データエリアから直接音データのやり取りをするため(だから音質が良くなるけど)データの管理がめんどくさい。iPod本体がぶっ壊れる可能性、結構 大。PCに詳しく自己責任取れる人だけ挑戦しましょう。だからあえてここにリンクは書きません。(ROCKBOXでググればすぐわかる)私はと言うと、ぶっ壊れる危険があるので二の足で踏んでいたけどどうしても一度、多くのオーディオマニアがこれは凄い!!と絶賛している音を聴いてみたかったので考えたあげく、やってみた。確かに良い。だがデメリットもあるしなによりこの音だったら、5.5世代 最新ファームウエアの状態ならイコライザー処理でまかなえる気がした、だから戻しました。で、普通に戻してiTunes上でEQ処理したりiPod本体のEQをさんざんいじったりしたあげく出た結論はなにもしない(笑)取り込み時にもデータ上でもEQは「なし」の設定。ただどうしても「音抜けが悪い」と感じるCDには「Flat」の設定にしておく。これで意外と収まりが良くなるのには驚いた。で、もう一つ。iPodのEQ、これは なし ではなく「Flat」にする。これが重要な発見だった。iPod本体のEQをなしと「flat」と全く変わらないCDもあるけれど、なんかこもってるなーと感じるCDは、結構収まる感じがする。そして最大のポイントは今更当たり前だけど、ヘッドフォン選び。実は私は付属のヘッドフォンはあまり嫌いじゃない。あんだけちっこくて、でも開放感のある音と言うか広がりがスキ。でも、どうしても、特に良い音で取り込んだ場合役不足は否めない。もし128で取り込んで大して気にならなければかなり満足いくものではないかと(実は)思ってる。しかし実際は気になるので好みのものを選ぶ必要がある。私の場合で言うとSONY MDR CD570 と言う今は生産完了しているタイプが一番気持ちよかった。これって凄いドンシャリで加工(増幅)されてるタイプであまり気に入らず、ずっと奥の方でほこりをかぶっていた存在。まさかこんな所で活躍するとはね。ポイントをまとめると、とにかく良い音で取り込み再生(出口)では、自分好みのヘッドフォンを探す事。ま、家には10本は軽くあるのでいろいろ試せたけれど普通、1.2本しか無いよなー、と思いますがどうでしょう。試しとしてはiPodのフォンアウトからステレオにラインでぶっ込んでみる。これで音データ100%の状態だから普通のCDプレイヤーで聞くよりはるかに良い音で再生される。といっても好みがあるから、アンプ側で高音上げたり低音下げたりすると思います。その時、高音をあげて再生した時気持ちよければ高音が増幅されたヘッドフォンを購入すれば良いことになります。まぁ、本体買ってなんでヘッドフォンまで新たに購入しなきゃなんねーんだよ、と思う人も多いでしょうが音にこだわる人であればそれは、必要投資ですな。あともう一点、大事なことがある。エージングという言葉をご存知だろうか。普通ヘッドフォンやスピーカーを新たに購入した場合車のならし運転のように、しばらく使い続けて安定するまではとにかく、音だしをする。この時、こだわり始めれば何の音を何時間再生して、とかいろいろあるんだけど簡単に言えば好きな音楽聞き続ければ、ま、基本的にはよい。でだ。実は人間の耳もエージングがある。正確な言い方ではないけれどようはその機材を使うほど慣れていく。もちろん悪い機材でも良い機材でも。だから悪い機材を使い続けると耳は悪くなる。で、さんざ言ったようにiPodはデジタルデータをエラーチェックする事で100%取り込めるので、非圧縮で取り込めば絶対にそんじょそこらの機材よりも音が良い。そして付属でも何でも良いから、これが良い音なんだと聞き続けると結構、慣れてしまう。最初は好み、今までの音との違いから感じる違和感もこういうもの、と慣れる。こまっかいこと言えば音はその日の温度、湿度でも違って聞こえるし、聞く人の精神状態でも同じはずが違って聞こえる、それくらい、人間の耳、音というのは相対的なもの。だから一つ間違うと、あれもいやこれも気持ち悪いと延々と出口の無い迷路(オーディオ地獄)に迷い込んでしまう。iPodの音は良い。これは私が個人的に好みで言ってるわけじゃない。CD-DA情報(音データ)をエラーチェックする事により100%で再生出来るというコンピュータメーカーが作ったハードディスクだから、物理的に 再生情報の正しさ として言ってる。(通常のCDプレイヤーでは30-50%)出す音は良い。あとはそれをどう好みに近づけるか。その際はなるべくEQ優先ではなく、あくまでヘッドフォン特性を中心にしてそのあとは、その音に慣れましょう・・・