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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:海外生活
避難勧告がでて、今マムのお姉さん宅に非難中です。
近所で山火事が発生。 今日はサンタアナ・ウィンド(生暖かい、サンタアナからの強風)が吹き、火の手が猛スピードで広がっています。 かなり近くまで燃えていたのだけれど、風向きが家とは反対方向に吹いていたので、煙のにおいもなにもしなく、しかも見ていたチャンネルがトラベルチャンネルだったので、近所で山火事が起こっていることなんて気がつかず。。。夫が帰宅後、寿司でも食べにいってくると出かけてすぐ、すぐ近くの空が真っ赤になっているのを見てあわてて帰ってきて、すぐに荷物をまとめて非難するように言われたのが6時前。 その直後に消防署から電話があり、避難勧告が出ました。 荷物まとめるったって、どの程度まとめるのか、とにかくパニックになりながらも、現金とか、書類とか、ナナのものとか犬とか猫とか、とにかくできる限りパックして家を後にしました。 今のところ、風が止み小康状態(別のエリアに激しく火の手が上がってはいますが)で、風向きがこちらに向かって激しく吹くことさえなければ、家は助かりそうな感じですが、 家が、何もかもが燃えるかもしれない。 そんな状態で何をパックしていいものか、ほんとにパニックになりました。 パニックになりながらも、できるだけ大事なものを可能な限り持ち出すことには成功したと思います。 普段から書類のファイリングだけはコンパクトにしっかりやっていたので、バインダーを箱につめてすべて持ち出すことができました。隠し現金もすべてつめたし、小切手も、保険も、コンピューターのバックアップファイル(メモリースティック)と、写真(メモリースティック)ももちました。ノートパソコンももってきたし、それから、犬のキャリアに犬のえさ、猫のえさ、ケンジのジャーキーとロープまでつめて、猫二匹をキャリアにいれ、ケンジを車に掘り込み、自分の着るもの少々、携帯とチャージャー。懐中電灯とバッテリー。 それから、ナナの洋服とかオムツとか毛布とか。。。彼女のバッグが一番でっかかったのには自分でも母テスト合格点をあげたいです。 夫の衣類や物品は残念ながら、最後でした。夫が仕事用のトラックに大事なものを荷詰めしたあと、夫に「あんたの衣類とか、全然パックできてない!ごめん!」と言って、夫は自分で衣類とかをパックしていました。 それから、夫以外は全員、マムのお姉さん宅へ非難。 夫は家に残り、家をできるだけ守るために家やら周りに水をまきつづけていました。 1964年にも大規模な山火事が家の庭まで差し迫りました。そのとき、夫は1歳。クリス3歳。マムは二人の子供をつれて非難しました。ダディーは一人家にのこり、水をまき続けたそうですが、火の手は庭まで及び、家は焼けることはなかったけれど、ガレージが一つ全焼したのだそうです。当時は水道の勢いがなくなって、十分な水がでなかったそうで。。。 今回、夫は水の勢いがなくなるか、煙や熱風が襲うまではがんばって家に残ると言いました。 一度、かなり濃い煙で覆われたときに、「もうそろそろ非難する」と夫から電話がありましたが、そのあと風は収まり、煙がなくなったのでまだもう少し残ると夫から再び電話がありました。 風は現在もほとんどない状態で、夫は家に残っています。 水まきはちょっと休憩して、家でニュースをみているところだそうです。 一度、エリアを離れてしまったら、交通規制で戻ることはできないから、夫は非難はしないで多分家に残るだろうと思います。 もう火の手が回ってこないだろうことが確認されて、避難勧告が解除になればすぐ帰るつもりはしていますが、ただ、煙と灰の被害が多くあるようならばナナミをつれて市外のモーテルにでもしばらく宿泊しなければならないかもしれません。 まだまだ安心できる状況ではありませんが、とりあえずは皆生きていることに感謝して、家が守られることを祈りたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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