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2006.04.19
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諸事情によりこちらでまとめちゃいましたが
印刷するだけの新作ブックカバーです
もう15作目
適度に好評で(笑)
あちこちで紹介され始めました

  
15 - Watch
こんなメカニカルなのもおもしろい
ってなことで機械式時計の中身をパチリ
動いてるムーヴメントを見てるだけで和むもんです

この時計は1920年代製
アールデコの腕時計
まだ、ケースがちゃんと作れない時代のなので
ヒンジで開閉するタイプ

  
まぁ、以前にも紹介しましたし
この回でマニアな話をしてもなんなので(笑)

ダウンロードはこちらから

中身は見えないのに書籍紹介(笑)
考えてみたら今までこの本にふれてなかったなぁ

  奇想の系譜
「奇想の系譜」
ちくま学芸文庫 辻 惟雄
現在は文庫で出ているので手に入りやすいですが
もともとは1970年に出版された
日本美術界を揺るがしかねないほど
センセーションを起こした本でして・・・

とかく日本美術史で習うような画家は
狩野派やら淋派、応挙がどうしたと
イマイチ興味がもてなかったんですよ
なんか高尚すぎて綺麗だけど楽しくない(笑)

日本の美術ってそんなにストイックだったのかなぁ
と思っていたところへ教えてもらったのがこの本

ココで初めて知ることになる画家が6人

日本でもちゃんとアヴァンギャルドがあったんですよ
(当たり前だけど)
だってまじめに師匠の絵を写してばかりなワケないもん(笑)

いきなり羅列しちゃいますが
憂世と浮世―岩佐又兵衛
 http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/050115.htm
桃山の巨木の痙攣―狩野山雪
 http://www.yoshimizu-shrine.com/bunkazai.html
幻想の博物誌―伊藤若冲
 http://www.shinenkan.com/Index/JK_Frame.htm
狂気の里の仙人たち―曽我蕭白
 http://www.shinenkan.com/Index/SH_Frame.htm
鳥獣悪戯―長沢蘆雪
 http://www.shinenkan.com/Index/RO_Frame.htm
幕末怪猫変化―歌川国芳
http://www.cat-city.com/museum/ukiyoe/exhib.html

※ほとんどTHE ETSUKO AND JOE PRICE COLLECTION
 さんからのリンクになっちゃいました
 伊藤若冲の世界的に有名なコレクターでして
 無断ですので問題があれば連絡ください

と6人を紹介
詳しく書いちゃうより読んでいただきたいですが
エグイ岩佐又兵衛や夢に出そうなキャラの曽我蕭白(笑)
アルチンボルドのように人を組み合わせて人の顔にした国芳

なかでも伊藤若冲は特に好きで、以前コラムでもふれたけど
たぶん日本で元祖のデジタル画家
もちろん江戸時代にPCはないけど
正方形のマス目(ドット絵)で描いてみたり
モチーフをコピーにペーストでぺたぺた(笑)

コラージュっぽい手法やら
魚が空を飛んでるようなシュルレアリスティックな構図
サイケっぽい絵など ホントいろいろ
同時代の有名画家が描くことのない絵ばかり

同じように動植物の絵が得意な円山応挙の
めちゃくちゃリアルな
それこそ図鑑の挿絵に比べ
たくさんニワトリを飼ってまで
一生懸命写生しても
デフォルメなイメージの若冲(笑)
(とはいえ凄く緻密で上手いんですよ)
もう、表現の出発点が違う

確かに
  木賊と兎 円山応挙 木版画  伊藤若冲『日出鳳凰図(ひのでほうおうず)』
応挙が現実の動物図鑑なら
若冲は幻想の博物誌
うん!よくわかる(笑)

この本も読んでいただきたいですが
やっぱり絵画は実物を見たいですね
あまり公開されないけど(笑)

西洋と比べて日本の美術は枯れてるなぁ
なんて思っている人はぜひに!

  奇想の図譜
続編のこちらもお薦めです

nagoo 本館
http://www1.odn.ne.jp/nagoo/index.html






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Last updated  2006.08.02 12:59:04
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