【黄金の羅針盤(上)(下)】フィリップ・プルマン 両親を事故で亡くしたライラは、お転婆な11歳の女の子。 そんな彼女のまわりで子供が連れ去られる事件が起きる。どうやら北極で子供たちが何らかの実験に使われているらしい。 ライラと彼女の守護精霊は子供たちを助けるために、船上生活者ジプシャンに同行する。 世界に6つしかない黄金の羅針盤を持って北極へと向かったライラだったが…。 「ハリポタみたいな子供向けファンタジーかなぁ…」と思いきや、明らかに大人向けでした 登場人物みんなが友達で、善が悪を倒すみたいな綺麗事ばかりの世界じゃないんです。 人はどんどん死んでいくし、一般的に悪に分類される人物達にも強力な個性がありとても魅力的 このライラの冒険シリーズで忘れてはいけないのがダイモン(守護精霊)の存在。 読んでいくうちに「ダイモンを持たない人間は顔がないのと同じ」ということをいつの間にか理解しているから不思議ですね よろいを着たしゃべるクマや魔女の存在などいつのまにかライラワールドにどっぷりとつかっていました 私達の住む現実世界とそれに平行するパラレルワールド ファンタジーとSF要素たっぷりの傑作ですよん 普段ファンタジーを読まない大人にもオススメしたい作品 今「黄金の羅針盤」の続きの「神秘の短剣」を読んでます 読み始めると本当にページをめくる手が止まらないので寝不足になりそうな予感(笑) これ、映画化にもなるような話を聞いたことがあります。 たしか007新ボンドのダニエル・クレイグも出てるような…??どうなんでしょ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[BOOKレビュー(FC2に移行してます)] カテゴリの最新記事
|
|