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【内容情報】(「BOOK」データベースより) 省エネをモットーとする折木奉太郎は“古典部”部員・千反田えるの頼みで、地元の祭事「生き雛まつり」へ参加する。十二単をまとった「生き雛」が町を練り歩くという祭りだが、連絡の手違いで開催が危ぶまれる事態に。千反田の機転で祭事は無事に執り行われたが、その「手違い」が気になる彼女は奉太郎とともに真相を推理する─。あざやかな謎と春に揺れる心がまぶしい表題作ほか“古典部”を過ぎゆく1年を描いた全7編。 【遠まわりする雛】米澤穂信 <古典部>シリーズ第4弾です。文庫化を楽しみに待ってました~ 「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら、手っ取り早く。」 なんとも素敵なモットーの持ち主だったホータロー少年でしたが……。 この巻で、恐ろしい事に気付きました。しかし、決して気付きたくはなかった ホータローが省エネじゃなくなってきてる!!! このシリーズは、主人公が省エネだからこそ面白いのです。 (あくまでも私的には・・・ですが) ホータローから省エネを取ってしまったら、何が残る?…単に普通の少年じゃないか。 そのことがとてつもなく残念なので、残念ながら評価が下がってしまいました まぁ主人公の成長物語といえば、そこまでなんですけど…… nanaco的にはそれでは物足りないのです。あくまでも省エネを貫いて欲しいのです。 ≪オススメPoint≫ 青春ミステリ 省エネ少年のはずだけど…? タイトルは好き …とは言いつつ、お話自体は面白かったです 米澤さんお得意の、日常的なミステリ連作短編集です。 どれも小粒ながら、ピリッとしたほろ苦さや切なさを感じさせる良作揃いですねぇ。 一番好きだったのは、表題作「遠まわりする雛」かな。 千反田える嬢とホータローの何とも言えない距離感。口に出せないもどかしさ。 ラスト、甘酸っぱいなぁ…青春ってこんなんだったなぁと思いだしました(笑) なんだか、続きを読むのが怖いです。ホータロー…… ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
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