「暗黒神話」
諸星大二郎ファンのパパがどんどん買うもので、うちにはたくさんある諸星漫画なのですが、私は「しおりとしみこ」くらいしか読んでなかったのです。でも、「暗黒神話」を読んだらとーってもおもしろかった!1,500円以上お買上げで送料無料!!【漫画】暗黒神話[文庫版] (1巻 全巻) / 漫画全巻ドットコム古事記の神話と古代史のなぞとがミックスされた上での諸星大二郎の不思議なお話に引き込まれます。ちょっと怖い感じがするのがいいのよね。私は、神話やスピリチュアル、パワースポットというのには正直なところ、あんまりぴんとこないんだけど、諸星大二郎を読むと、なんだか納得というか、わくわくするんだなあ。諸星大二郎 『暗黒神話』と古代史の旅こういう本も出ておりましてね。茅野、九州北部、出雲、国東半島、南大阪、奈良、比叡山、焼津など「暗黒神話」で語られる場所を巡ってます。私、国東半島に行ってるんですよ~~とっても不便なところなんですが、富貴寺、磨崖仏、臼杵の磨崖仏に宇佐神社も行ったんですよ。磨崖仏には驚いた覚えはあるんだけど、もっとじっくり味わえばよかった^^;また行きたいなあ。茅野は、蓼科によく行ったので、そのときに通るところなんですよね。でも、縄文土器の考古館には行ってない。蓼科山の不思議な感じは何だか思い出される。出雲は行ってみたい。あー旅行したいって思える本でもありました。諸星大二郎ってこんな人だったんだーというお写真も載ってます。書斎の本棚がすてきです。この展覧会、ちょうど「暗黒神話」にぴったりでおもしろそう。東北で出た 遮光器土偶も展示されるのかな?遮光器土偶について、「暗黒神話と古代史の旅」ではこのように説明されています。 「縄文時代の終わり近く、気候の寒冷化という危機に直面して いち早く農耕に踏み切った西日本に対し、東日本は呪術の強化に走った。 土偶の表現が人間離れして怪異になるのもその一環で、極めつけが東北を 中心に流行した遮光器土偶だ。その強烈な容貌からは、人びとの祈りの強さと、 背後の不安や苦悩が浮かび上がってくる。」なんかひかれるでしょ^^