採集は楽しい
昨日の予告通り、今日は妻とエビ採集に出かけた。さすがに時期が時期なだけに、魚影が薄い。というか、魚の姿は全く見られない。でも、まぁエビはいるだろうと、いつものポイントをガサガサやってみる。エビがいる場所っていうのは限られてて、普通の茂みをガサガサやっても駄目。そして、エビはいた夏場ほど大漁というわけにはいかなかったが、それでも50匹は捕れた。他にもヨシノボリ約10匹、カワムツの稚魚3匹を捕獲した。持ち帰ったのはミナミヌマエビ×約50匹カワムツ×3匹去年は1割ほど※ヌカエビが混じっていたけど、今回は全部ミナミヌマエビ。※ミゾレヌマエビだと思っていたけど、実はヌカエビだった可能性が高い。ヌカエビは中卵型で、ゾエアで生まれてくるものの発達後期のゾエアであるため純淡水で繁殖が可能だが、ミゾレヌマエビは小卵型で、かなり未発達なゾエアであるため汽水域でないと育つことが出来ない。採集した場所が河口から40~45キロも離れており、ここに住んでいるエビが河口まで降りて、再びこの中流域にまで戻ってくるとは考えにくい。というかそれは不可能だろう。ミナミヌマエビに関しては、抱いていた卵が完全に大卵型であったため、正真正銘のミナミヌマエビだ。まぁ、さすがにミナミヌマエビは一見して判る。今回、魚は持ち帰るつもりはなかったけど、捕れた魚が自分の好きなカワムツだったためテイクアウト決定。そして、とりあえず20cmキューブに収容。ここにいたゼブラシュリンプは、もうテンションが下がっちゃって他の水槽に追放。レッドゼブラとかもういいや。河の水温がね、10度と低いから、いきなり25度とかの熱帯魚水槽には入れられない。それに、カワムツはまだ小さいし、ミナミヌマエビも川魚水槽に入れると捕食される(去年のエビはボリボリ食われた)。というわけで、20キューブを水換えして、水温を下げてから投入した。ちなみにこの河の伝導率は60μsだった。自宅の水道水と同じ数値。清純で、ミネラルも少ないねぇ。