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テーマ:ネイティブアメリカン(608)
カテゴリ:ラコタ
ラコタ・スー族のリーダーや、メディスンマンに求められるもの:
以下は、「アメリカ先住民」から学んだこと。 草原インディアンの基本的な移動単位である「バンド」は、複数のティオシパエからなることもあるが、それぞれ最も信頼のおける人物を、その長に選んだ。 「ナチャ」と呼ばれる長は、「ワキコンザ」と呼ばれる複数の顧問に補佐され、バンドの取りまとめの役を担った。 職掌は世襲ではなく、「勇気・寛大・知恵・敬意」の4つのラコタの道徳的徳目を体現する人が選ばれた。部族内コンセンサス達成のため、説得力はナチャやワキコンザに不可欠な能力であった。いずれにせよ、権力地位という性格は薄い。 政治を行うナチャとは異なり、祭祀・治癒・予知の能力と知識を備えた「ウィチャシャ・ワカン」(聖なる人・メディスンマン)が、同様にバンドの民の敬意を集めた。 有事に際して、大いなるものの声を伝えたり、儀式を執り行ったり、部族の精神の要としてなくてはならない存在。 それぞれの存在は地位というよりは、個人の能力や資質に基づく職掌の色合いが強い。 ラコタでは、序列に基づくヒエラルキーは構造化せず、不文律の倫理や徳性が、集団を統率する内在的な力として機能していた。 保留地時代以前は、かなり民主的な社会組織であったといえる。 「アメリカ先住民」より ・ 「ナチャ」・・・・バンドの長 ・ 「ワキコンザ」・・・・ナチャを補佐する複数の顧問 上記の職掌に求められるもの・・・・「勇気・寛大・知恵・敬意」(ラコタの徳目)と説得力 ・ 「ウィチャシャ・ワカン」・・・・祭祀・治癒・予知の能力と知識を備えた聖なる人 求められるもの・・・・祭祀・治癒・予知の能力と知識 ![]() よかったら、クリックしてくださいね! ↓ ↓ ![]() Thanks!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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