|
テーマ:ネイティブアメリカン(608)
カテゴリ:ラコタ
シャイアン族に伝わる物語「ジャンピングマウス」では、“medicine power” というのが大切な言葉として何度も出てくる。“聖なる力”と訳されたり、そのまま“メディスンパワー”となっていたり、訳によって違いはあるけれど、この“medicine”というのが、なんとなく分るような・・・・、でも日本人は持っていない考え方で、ハッキリとこれだとわからなくて、いったいどんなものだろうとずっと思っていた。
「アメリカ先住民」と「大地の声―アメリカ先住民の知恵のことば」(阿部珠理著)でも「メディスン」が説明されているので、そこを頼りに理解したいと思う。 “戦士にとってメディスンとは、「夢の啓示によって得た、自分を守ってくれる護符」であり、自分と他者を癒し、かつ力を与えるエネルギーであり、命をはって闘う戦士たちにとって、ことに貴重なものであった。 ラコタ族にとって、バッファローが最高のメディスンであり、個々の人間も、それぞれに異なったメディスンを持っている。ある人が「優しさ」というメディスンを持っていれば、他の人は「強さ」というメディスンに恵まれている。メディスンはお互いを相補って世界に調和をもたらす。“ 「アメリカ先住民」と「大地の声―アメリカ先住民の知恵のことば」(阿部珠理著)参照。 「それぞれ人は、自分独自のメディスンを持ち、それぞれが補い合って、調和した世界をつくりあげている」ということ。 自分の護符となり、癒しとエネルギーを持つという「メディスン」について、もす少し深めてみたいな。。。 よかったら、クリックしてくださいね! ↓ ↓ Thanks!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ラコタ] カテゴリの最新記事
|