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テーマ:ネイティブアメリカン(608)
記憶というのは曖昧なもので、写真を見ていて気が付いたのだけれど、あたふたとしながらも、”マウンテンライオン展“の隣にあった、博物館の常設展示はしっかり見てきていたのだ。
ここにはサウスウエストのインディアン文化を象徴するものが展示されていた。インディアン画家の作品や、バスケットや壷などのミニチュアもたくさん展示されていた。 インディアンの女性をとても綺麗に描いたR.C.ゴーマンの絵も飾られていた。 楽しみにしていたタオスのギャラリーが閉まっていて見られなかったので、ここで本物をいくつか見られてよかった。R.C.ゴーマンに関しては、もっとよく知りたいと思う。 R.C.ゴーマンの作品 そして真ん中には、ナバホの伝統的な衣装、チーフブランケットと女性用の衣装が展示されていた。(チャーリーは、女性の服についているレースはスペインかどこかから入って来たものだろうと言っていたけれど) 初期の頃のナバホラグは、衣類などの実用的なものとして用いられ、壁に掛けてタペストリーのように飾られるようになったのは最近になってからのようだ。 そして今では複雑な模様が織り込まれているが、初期のものは横のラインだけ。そして次には中央にひし形が入ったものと、少しずつ模様が変わってきている。 どうしてチーフのいないナバホの織物が、チーフブランケットと言われているのかは、今だハッキリわからないけれど、交易によって他の部族のチーフの手に渡り身に着けていたからかもしれない。(これはあくまで私の推測。今だ解明できず) チーフブランケットの柄の変遷、左から1期、2期、3期を示している でもひとつわかったことは、こうして着た時に、胸や襟にくる模様が前で合わさって、こんな感じになるものをチーフブランケットということ。 前から見たところ 後ろから見たところ よかったら、クリックしてくださいね! ↓ ↓ Thanks!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月29日 09時05分39秒
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