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カテゴリ: 『藤子不二雄』先生の話
つけっ放しのラジオから
『トキワ荘が紙芝居になりました』と 流れてきました。 前回の日記の続きになります。 日記とトキワ荘については6/17の日記 ご覧ください。 ↓こちらが番組のサイトになります。 ■「トキワ荘の歴史」を語り継ぐ紙芝居、4年の歳月をかけて遂に完成 文化放送公式サイト マンガの神様、手塚治虫先生などが住んだ トキワ荘ですが、地元住民に知らない人が 多いということから、紙芝居を作ろうと NPO法人の「はばたけ千早(ちはや)」語り部 部会の皆さまが4年の歳月をかけ 手作りで紙芝居を完成させたとのことです。 手塚先生は、すでに売れっ子で仕事も収入も 安定していましたが、まだ「漫画家」という 仕事は、職業として認められていない時代でした。 今の子供たちには驚きでしょうね。 さらには、マンガ週刊誌もまだなく 藤子不二雄先生たちがトキワ荘に移ってきて から、ようやくマガジン、サンデーが日本初の 漫画週刊誌として刊行されるのでした。 そして、その日本初の週刊マンガ誌ですが 藤子不二雄先生たちに編集者がやって 来て大変光栄な話をいただくのでした。 それは、日本初の週刊誌に連載作品を 描いてほしいという依頼でした。 そこで生まれたのが、A先生とF先生の 記念すべき合作『海の王子』でした。 週刊少年サンデー創刊号に載るのでした。 しかしながら、まだコミック販売もない 時代であり、マンガ家は収入源が少なく まだまだ不遇の時代でした。 それでも、トキワ荘の漫画家メンバーは、 皆で切磋琢磨し、貧しいながらも 夢に向かって共に努力をした・・・ そんな姿を、18枚の紙芝居に描いた。 そうした話がラジオから聴けました。 こうした話も感動的ですが NPO法人の皆さまは、ご高齢であり 制作は決して楽ではなかったはずです。 トキワ荘という日本漫画界の偉大な歴史を 後世に残したいという情熱が、強く あったことと思います。 そうした想いが感動的でした。 その証拠に、プロダクションに承諾をもらい なんと「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」 なども紙芝居に登場することもできたのです。 私は、この紙芝居をぜひ見に行きたいと 思っています。また、非常に感銘を受けたため 願わくば、何かしらのお手伝いができればとも 思っています。 トキワ荘よ、永遠に・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.06.22 03:31:02
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