カテゴリ:農苑より
久々の晴れ。 晴れると不思議と気分が高揚してくる。 「畑に行きたい。」 自然と足は農苑に向かう。 うちの農苑内にある梨の木。 そろそろ収穫時期。 こんな晴れた日には収穫を楽しもう。 ということで午後、この梨の収穫をすることにした。 とてもじゃないが手の届く場所にはほとんど実はないので ユンボを使うことにした。 この土地の以前の持ち主の方が植えたであろうこの梨の木。 もう手入れされることなく、ほぼ自生状態。 もちろん農薬はおろか肥料だって使うことはない。 がゆえに野生のおいしさがある。 落としたしまった梨が丁度良い具合に真っ二つに割れた。 どんなものかと味見をしてみる。 皮ごとかぶりつける幸せ。 ほんとに甘くておいしい。 うれしくてAKKOとおもわず叫んでしまう。 「ありがとう!」 おそらく野生の状態でこうして鈴なりに実をつけるには 何年もの歳月が必要だったに違いない。 しかし、一たび野生化すれば何にもしなくとも こうして立派にたくましく育つのだ。 人が手を貸してあげることはごくわずか。 すべてを取らずに(というか高すぎてとれない) ある程度は残しておく。 自分たちが使う分だけで充分。 それでもかご一杯取れた。 自然の調和が保たれたもの。 それをいただける環境にいることが どんなに幸せなことか。 夕方。 今度は白菜の収穫をする。 このところの低温で結球がすすんでいる様子。 昨年は大きくすらならなかった。 しかし、今年はおかげさまでぼちぼちと 大きい白菜もできてきている。 改めてこの土地の素晴らしさを感じる。 土のおかげだ。 農薬はおろか肥料をやらなくともこんなに立派に育ってくれる。 センターに戻り、さっそくキムチの下漬けの為にざっくりと切ってみる。 ほれぼれするほどきれいな白菜。 またまたAKKOと思わず叫ぶ。 「白菜さんありがとう!」 晴れの日はいい。 こんなに貴重な晴れだからこそ感じること。 そして、晴れた日にこんな素晴らしい経験をさせてもらえる・・・ この上ない幸せだ。 人間は気象状況によって左右される、 そんなことを如実に感じた日だった。 by Yasu お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.24 23:31:18
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