野澤武史のラグビーモチベーター！！

　最初見たときは愕然とするほどの仕事の量でも、いつかは終わるものですねえ！大切なのはやり始めることと、やめないことでしょうか。

　劇団四季の「ライオンキング」では主人公のシンバが、絶望の淵から立ち上がるとき、のティモンとプンバァから「ハクナ・マタタ」という言葉を受けます。これは「心配ないさ」という意味。沖縄の方言でも「なんくるないさ」（なんとかなるさ）という言葉がありますが、案外、考え過ぎず、明るく振る舞っている方がツキが回ってくるのかもしれません。

　さて、ラグビー会から社会人になって（っていうのも変な言い方ですが・・）一番感じるのは、自分の力って本当にちっぽけだ～！ってことです。自分の力だけではどうにもならないことが多過ぎる！出会いとか、運とか、そういうことの積み重ねが思わぬ方向に自分を進めてくれます。

　そんな中、ラグビーをやってきて一番活きていることは「無理をする力」ではないでしょうか。以前にも書いたかもしれませんが。どんな問いにも「できます！」と即答して、あとで帳尻を合わせる（笑）。

　ラグビー選手としては日常茶飯事なことですが社会に出ると「できません」という言葉をよく耳にします。僕からすると「もったいないなあ～！」。みすみすチャンスを捨てちゃうんですから！きっと、真面目なんだろうな。その点、僕は責任感が希薄なので「分かります！」「できます！」、即答しちゃいます。

　そうすると、ハクナ・マタタで、案外結果がついてきちゃうものなんです。失敗することも多々ありますが。そういう時は元慶應高校ラグビー部顧問の倉橋先生のこの一言を思い出します。「命まで取られるわけじゃないんだよ！」（「い」にアクセント）。

　人間、自分が「無理！」と思えたことは（物理的に）無理じゃないのかもしれません。出発してしまえば、いろんな人が助けてくれたり、自分がスキルアップしてできるようになったり。つまり、今いる自分から未来を見たら、「成長の利子分」だけ自分を低く見積もっている！！だから損だ！始めればできる！！

　と、何とも長々と熱い気持ちを書いてみました。
　思いついたことを一気に文章にするって気持ちいいですね。こういうのを書下ろしって言うんですか（笑）？

　でも、失敗しても俺のせいじゃないからな～（笑）！！