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Aug 24, 2010
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カテゴリ:コトバ
 大学時代の恩師綱沢さんと久しぶりにお会いしました。綱沢さんは僕の在学時代、バックロー・ジュニアチームコーチをされていて、お世話になった方です。特に大学2年時は、個別に指導で、メニューや問題点などを細かくチェックしていただいていました。

 先日、たまたまその時の「綱沢リポート」を実家で発見。「特にリアクションと中距離走を鍛える必要がある」、と書かれていました。大学2年の時は、とにかく海外でラグビーがやりたくて「どうしたらスーパー12でプレーできるんだろう?」そればっかり考えていました(四宮さんの影響で)。大学3年になったらニュージーランドに行きたいので、その時に向こうで通用するにはどうしたらいいですか?という雲を掴むような質問に応えてくださったのが綱沢さんでした。

 平日の昼間に時間を作っていただき、ランチをしながらミーティングしたことを覚えています。こうして社会人になった今、それがどれほど大変なことか・・・感謝しかありません。

 僕がコーチという立場になってから、初めてお会いする機会だったかもしれません。そこで「今の綱沢さんがコーチだとしたら、現役時代の自分(綱沢さんの代)にどんなコーチングをしますか?」という質問をさせていただきました。

 「今だったら、もっとひとつのことを徹底してやるかな」

 それが綱沢さんの答えでした。当時は、色んなことをやろうとし過ぎた。もっと一つのことを徹底してやってもよかったと思う。そうおっしゃっていました。綱沢さんの現役の頃の慶應は、魂のラグビーのど真ん中、一つのことを突き詰めていた印象を持っていたので、少し意外でした。でも、これは僕にとって非常にありがたいメッセージだったように感じます。

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 (左からチャーリー(綱沢さんが監督されているチームの現キャプテン!)、綱沢さん、モガ、筆者)

 現在の慶應高校は、何か新しいことで突破口を見出そうとしているところがあります(これは僕にしても選手にしても)。新人戦、春の大会、とやれることは「ブレイクダウンとタックルだけ」。全員がそこにかけていました。チームが成熟し、戦術が整備されてくると「形」や「新しいこと=痛くないこと」で問題を解決しようとして、ゴムが伸び切って伸縮力を失ったような破壊力になってしまっている感じがするのです。

 全体がそつなく整備されたチームと、荒削りだが一点だけが極まったチーム。どちらが相手にとって怖いのか?ということだと思います。これはコーチングをする立場である僕自身が、整理と徹底し切れていないということではないか?と気付かされました。10年の時を経て、また、綱沢さんにコーチングしていただいたと思います。

 綱沢さん、美味しいお酒をご馳走様でした。これからもご指導のほど、よろしくお願いいたします!





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Last updated  Aug 24, 2010 12:11:33 PM
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