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Dec 5, 2010
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カテゴリ:2010対抗戦
【大学対抗戦】
 慶応大学 35ー20 帝京大学

 慶応快心の勝利!
 完勝といっていい内容。この日も慶応はディフェンスが冴えました。組織ディフェンスは突き詰めれば個人のタックルに行き着くと思いますが、踏み込み足の深さ(ドミネート)が抜群によかったです。飛び込まずにしっかりと内側からのプッシュを待てていたと思います。帝京のアタックが深く、ディフェンスとしてはランナーを絞りやすかったこともタックル成功率を上げた要因の一つでしょう。

 アタックではブレイクダウンでボールに近い場所を相手より早くとったこと、カットパスを使わず、帝京の分厚いディフェンスを一人ずつ潰して行ったことがよかったと思います。早いテンポで帝京の重さ、ハンズのパスで帝京ディフェンスのプッシュを止めました。

 帝京は持ち味のブレイクダウンで力を発揮できず。画面を見ていると、頭が上がっていて顔が見えている選手が多かったです。重さを伝えるには、慶応より低く入り込みたかったところ。コンタクトは上半身がぶつかりますが、その力を生み出すのは下半身。この日は上半身だけが慶応の選手とぶつかっているような感じでした。踏み込みが強かったのは、やっぱりボンド選手。

 昨年優勝の原動力となった、ブレイクダウンの真上を越えていく力強いカウンターラックがなかなか出ません。ルールこそ変わりましたが、ボールのコンテストがラグビーの原点であることは不変。この日は「仕掛けるブレイクダウン」を探していましたが、「捨てるブレイクダウン」を判断すべきでした。

 帝京が後半追いあげましたが、これは慶應が帝京を「切りきれなかった」ということ。帝京はスクラム、モールのクオリティをもう1ランクアップさせてくるでしょうから、そこは計算しておかなければならない。帝京はゴール前まで行けば、スクラム・モールという「キラーコンテンツ」を持っているわけです。これはトーナメントでは非常に大きな布石になる。相手に対策を取らせることができます。強み・弱みがはっきりしていますから、ストーリーも作りやすい。

 前年度チャンピオンですが“対抗戦4位”というポジションが、逆に選手権では戦いやすい状況を作るかもしれません。何しろ、昨年もイバラの道を駆け上って栄冠を手にしたチームです。この1カ月で、どんなチームに仕上げてくるでしょう。 

 慶応は継続する中で有利な状況を作り、ラインブレイクしてくるチーム。こちらは逆に個人の判断力が非常に重要になってくると思います。ボールリサイクルの能力は群を抜いていますからこの速いラグビーを突き詰めるべきでしょう。

 ここでプレッシャーを受けるか否かはファーストラインのボールキャリアの出来、つまり両センターと小澤君が前進できるかにかかっています。外も、内も、キックも、この部分で勝てていることが土台となっています。やっぱり体を張れるリーダーがいるチームは強い!


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 今日は高校の練習後、日吉の「HUB」にて、早明戦をパブリックビューイング。写真は北村コーチ、その同期で僕の一つ上の先輩の妹・カミエリちゃん。彼女、彼氏募集中ですので、ピンときた方はご一報お待ちしております、とのことです(笑)。





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Last updated  Dec 5, 2010 11:41:04 PM
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