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カテゴリ:2011海外ラグビー
いよいよ明日はスーパーラグビー2011ファイナルです!レッズ―クルセイダーズの組み合わせとなりました。この試合の解説ををさせていただきます!久しぶりです。盛り上がりましょう!
【プレーオフ準決勝】 ストーマーズ 10-29 クルセイダーズ ストーマーズは全体的にリアクションが遅く、受けてしまったことが悔やまれます。今期鉄壁を誇ったディフェンスでしたが、ここで後手を踏んでしまいました。ストーマーズはブレイクダウンでファイトするよりラインで圧力をかけてくるチームでしたが、捨てた後のラインディフェンスでプレッシャーをかけられず。クルセイダーズに乗っかられてしまいました。 クルセイダーズは本当に基本がしっかりしているチーム。ブレイクダウンをほかのチームより一歩越え切る、ボールを両手で持ち、選択肢を一つでも多く持つ。こうしたことの積み重ねが大きな点差になっていると思います。 得点力ではクルセイダーズに分があっただけに、ストーマーズが先制すると面白い展開になると思っていたのですが。タッチライン際からのワイドのアタック。パスの距離が長くなるこのアタックは、大きくゲインした時に限定したいところ。ここでのインターセプトでのトライはストーマーズとしては痛かったのでは。 【プレーオフ準決勝】 レッズ 30-13 ブルーズ レッズが快勝!レッズはディフェンスの上りが速く、ブルーズの並み居るランナーに仕事をさせませんでした。クーパーのランが際立つため、アタッキングラグビーの印象の強いレッズですが、ディフェンスでプレッシャーをかけ、ハイパントをしっかりチェイスする。硬いゲームメイクでエリアをしっかり意識する手堅さも持ち合わせています。 ブルーズは普通に戦ってしまった感じ。ブレイクダウンでファイトせず、最も怖いランナーのゲニア、クーパーを自在に走らせてしまいました。自陣から積極的にボールを動かしましたが、スクラムで優位に立っている状況を考えれば、敵陣勝負でも面白かったと思います。グラウンドのどこからでもアタックし続けることで、逆に大きなFWペネトレーターや、バックスのランナーが疲弊してしまったように見受けられました。ゲームの中でプランを変更するフレキシブルさが欲しかったです。 決勝戦はクルセイダーズ有利と見ます。 キーマン以外の選手の差があるように思います。「レッズがどこまでやるか?」と言う試合でしょう。レッズはディフェンスが決していいとは言えないチーム。フェーズが重なると、外のディフェンダーが簡単に内を向いてしまう傾向があります。レッズ優勝へのファクターは、ゲニア、クーパーの爆発でしょう。その流れを作るには、ブレイクダウンワークでいかに頑張って生きたボールを供給できるか。 本当に当らないと有名な僕の予想ですが(笑)、さてさて、どうなるでしょう。放送は明日9日(土)21時半からです!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 8, 2011 09:01:51 AM
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