『魂の会社再建』
『魂の会社再建』(村松謙一、東洋経済新報社)読みました!【送料無料】魂の会社再建価格:1,680円(税込、送料別) 著者村松先生よりご献本いただきました。ありがとうございます。 村松先生は会社再建のプロフェッショナル。数々の“瀕死の会社”を救ってきた弁護士です。 以前勤めていた、税務経理協会の月刊誌で「企業再建最前線」という短期連載をお願いしたことがご縁となっています。一時間のインタビューをさせていただきましたが、お話を伺い、先生の行動・理念に心を打たれ、興奮して帰路に就いたことを思い出します。 この連載の題名にも理由があります。普通は「事業再生」という言葉を使います。事業再生とは「事業そのものを救う」との意味合いですが、村松先生が救いたいのは、そこに携わる「人」、そして多くの人の想いが詰まった「会社」。そんなことから連載のタイトルを決めたのです。 先生は絶対にあきらめません。クライアントの方が諦めてもなお立ち向かっていく。ダイ・ハードのマクレーン刑事みたいな方です。弱きを助け、権力に近づかない。まさに独立自尊です。村松先生は慶応出身、学生時代はラグビーをされていたこともあったそうです。 ご献本のお礼のお電話をした時「花園出場おめでとう。慶応ラグビーの代名詞も魂のタックル、お互い頑張りましょう」と言う言葉を頂戴しました。頑張らないわけにはいきません! 本書は先生の連載していた文章に加筆・修正を加えまとめたものです。あとがきを読み終えたとき、体の中からガッツが沸いてくるのを感じると思います。以下、「はじめに」の先生の言葉を引用します。みなさんも、ぜひ、ご一読ください。「企業救済は海難救命のようなもの。海に溺れし者を救済するのに、何の理由も、ましてや大義名分など必要ない。あきらめたらそこで終わり。そこにあるのは己の信念と使命感、大きな情と少しの努力があるのみ。それが私の流儀である。」