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カテゴリ:【編集部だより】
全国民の意識が、1点に向かって突き進んでいく。1月1日午前0時00秒という瞬間に向かって。笑い、笑い、笑いの渦。そしてお正月~。

だれもこのお祝いの雰囲気に水を差すことはできない。考えて見れば「年越し~お正月」というのはほんとうに濃密な時間だ。日本全土を覆う「気」のパワーというか、時間の重さというか、そのすさまじさや強力さ、といったら・・・。坂を転がってくる巨大ローラーはいかんともしがたい。あとはもう巻き込まれるに任せるだけ・・・。そんな気分。

戌


あけましておめでとうございます。今年1年が、みなさんにとって、よい一年でありますように! ということで、新春一発目、何のことを書こうかな、というと、やっぱり「お正月」という時間について書いてみようかな、と。

お正月というものが、全国民を「巻き込む」力は並大抵のものではない。そしてそれに抵抗することはできない。ということをまず言いたいのですが、その力がどれくらいかというと、たぶん、どんどんと戦争に傾いていくとき国家の空気が、「戦争反対」という声をゆるさないくらいの力、つまり個人の力でどうあがいても、どうにもならない、それぐらい強い拘束力がお正月の空気にはあるんじゃないか・・・。ちょっと不謹慎かもしれませんが・・・。

もちろん宗教や国籍の理由から、この日が「特に特別な日ではない」人はこの国にもたくさんいるわけですが、多分にそういう人たちも巻き込んでお正月はやってきます。

「みんなじゃないといけないんすか? ひとりじゃ駄目ですか?」そんな啖呵は切ったはいいが、実際のところ、みなさん、お正月を一人で過ごしたことってありますか? 

私あります。あれは10年前。一緒に実家に帰ろうと止める妹を振り切って、アパートの一室に残って卒論を書いていました。そのときの、なんともいえない侘しさ。これは経験した人でないとわからないことです。とてもじゃないけど、ひとりでお正月を祝うなんてできません。たまたま他の日に部屋に一人でいた、というのとは全然違うのです。

たしかに暦や時間やカレンダーって、永遠に続いていく時間を、人間が勝手に区切って勝手にいろんな意味を付け加えたもの。厳密にはこの瞬間と次の瞬間には違いなんてない。

だからとって「お正月なんてほかの日とぜんぜん変わらない!!」とはならないのがこの日の怖いところ。ひとりでいるとやっぱり意識するのは、「お正月なのに、僕は・・・」ということ。「寂しくないぞ!なんともないぞ~」そう自分を奮い立たせる。でも、テレビをつけると、ブラウン管の中の人口密度はいつも以上。豪華ゲスト入り乱れての大騒ぎ・・・。やっぱりポロポロこぼれでる思いは、「お正月なのに、僕は一人ぼっちなんだ・・・。」ひとりでお正月に抵抗する。とてもじゃないけど無理です! 精神力の鍛錬にも限界がありますから。

初詣



で、「お正月はみんなで祝いましょう」というのだけならまだよいが、実はお正月には暗に「正しい」過ごし方があったりする。そこがお正月のやっかいなとこというか、めんどくさいというか、微妙に居心地の悪いところです。

この際、おせち料理とか年賀状は置いておいて、正しいとされているお正月は
「やっぱりお正月くらいは家族で」という意識のことです。遠く離れている場合は乗車率200パーセントの新幹線に乗ってでも実家に帰省してというパターン多いと思います。そうじゃないと、あのにぎやかな東京がお正月期間だけガラガラになってしまうなんてことないですもんね。


一家全員が同じ番組を見るという、「家族全員deお正月」の権化だった『紅白歌合戦』の視聴率もだいぶ落ちるようですし、最近ではお正月の過ごし方も多様化しているようです。

とはいえ、これを「強制力」というのは語弊があると思いますが、お正月は家族と、という意識はまだまだ強いと思います。

で、実際、年末になると帰省するレズビアン、ゲイたちの口からよく耳にするのが、親戚一同が集う年越し空間に帰っていく煩わしさや、お正月そのものに対する同性愛者としての微妙な違和感。もちろん同性愛者だからって、故郷が懐かしかったり、育った味にほっとできたりという部分もあるとは思いますが。

こんな大雑把な言い方は適切でないようにも思うのですが、ちょっと適切な表現がありませんから、やっぱりあえて言ってしまうと、「年越し~お正月」空間というのは、なんだかんだ言って「異性愛中心の空間なんじゃないか?」ということです。

年越し空間という、世の中が究極に異性愛化しているとき、私はどうしてきた
か?というと、だいたいレズビアン、ゲイの仲間たちと過ごしてきました。世の中全体の空気に巻き込まれながらも、ちょっとだけ巻き返す、といったところでしょうか? そういえば、実家では10年近く新年を迎えていません。今年は、延べ100人くらいのレズビアン&ゲイの老若男女(??)とカウントダウン・パーティーをして新しい年を迎えることができました。

年越し


そして、そんなすごし方がいつしか「普通」になっていることに気づきました。もしかしたらこれは、他の人にとっては普通ではないのでは?と思い、
お正月について思う所を書いて見た次第です。

とは言ってもやっぱり、私自身「正しい新年の迎え方」なんてないとは思いますので、よければ、みなさんのお正月を教えてください。

ちなみに、12月の31日には『QM』お茶会もありました。その報告は、また後日。それでは本年度も『QM』をよろしくお願いします。

(編集部:ふじべ)


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Last updated  2006.01.10 02:54:17
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