|
テーマ:●食べた物の画像♪(84952)
カテゴリ:君津市
その証拠にやおら身を乗りだして、さっそく食らいつく態勢を万端に整えておく。できることなら、左右両方の手に箸を握りたいくらいだ。 丼の受け皿かと思った皿は、ビッグパフェのときの介添用の小皿と同じ役目を付与されていた。(ちなみに。当然ながら、そこにクマちゃんの絵は入っていない)盛り分けながら、取り分けながら食べすすめる仕様。パフェ用のロングスプーンならぬ、カニ用フォークが添付される。 グルメリポーターの彦摩呂が見たら、たぶん(美味しさ、新鮮さの東京タワーや~)と絶叫しそうな、豪勢かつ豪放な盛りの丼だった。山盛りとかてんこ盛りの状況をはるかに凌駕して、ドカ盛り状態。これには思わず、ニンマリするしかない。 瞥見しただけでも、カニ・うに・いくら・いわし・いか・帆立・きびなご・甘海老・まぐろ・カツオ・かんぱちなど、海鮮もののオールスターが所狭しと居ならぶ。ティーンの集合写真撮影のように、それぞれが得手勝手に自己主張している。逆Vサインをおくるカニのような輩までいる。 全員そろって、顔の色つやが大変よろしい。光を弾きかえすような光沢感に満ちている。品物の瞬鮮さを誇示するような輝度を保持している。 実際、視覚の印象そのままに鮮度がすばらしくいい。イクラはプチプチでほとばしり、うにはクリーミーでとろとろ溶けまくる。イカなどは、無遠慮なまでに厚ぼったい。カニの肉身は、驚くほど軽やかに身離れする。小気味良い。 かつおやトロなど大判すぎて、Uの字に畳まれて配されていた。一度きちんと広げてから、むらさきの小皿に持っていく。これでもかというくらい、醤油をたっぷり身にまとわりつけた。 化粧のノリが大変よろしい。潤沢なる濃厚ブラウンに塗工された一片は、口の中に入ると、得もいわれぬ美味的異物としてこちらに誘体コネクションしてくる。これはいったい自分の舌なのか、それとも刺身本体なのか。どちらか不分明になってくる。格闘しながら抱擁し、抱擁しながら同化し、同化しながら選良化する。嚥下してはじめて、その実態を口中に収めていた至福に思い至る。 ネタが奥深く盛られているので、なかなかご飯にたどりつけない。1点スポット攻撃して、やっとその白い層が覗いてくる。 店側みずから「海宝丼」と名づけたこの一品。たしかに海幸の宝庫そのもの。これにかなうご馳走を見つけることは、ほとんど不可能に違いない。 日本料理「武平」(ぶへい) 住 所:君津市常代2-11-21 アクセス:国道127号 松川橋を渡り2つ目の信号を右折、少し先右側 P(約9台) 電話番号:0439-52-7124 営業時間:11:00-14:00/17:30-22:00 定 休:木曜日 客 席:カウンター8席/小上がり3卓/座敷有り/ 利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/宴会向き/法事向き/ 煙草制限なし/車イス対応△/ メニュー:(昼) 月替わりランチ1575(5品とご飯、吸物、デザート付) (昼・夜)(丼) 天丼1050/上海老天丼1470/海老フライ丼1050/ カキフライ丼945/ (海鮮丼) 海宝丼1890(新香/味噌汁/デザート付)/ミニ海宝丼1365/ 甘海老いくら丼1470/まぐろ丼1260/ぶり丼1260/ かんぱち丼1050/鯵たたき丼840/うにいくら甘海老丼2100/ かつお丼840(季節物) (膳) お刺身膳1365/天ぷら膳1260/海老フライ膳1260/ 穴子天ぷら膳1260/カキフライ膳1050(10~2月)/ (そば・うどん) 天ぷらそば1050/天ざるそば1050/月見735/たぬき630/ かけ525/ざる630/もり525/カレー南蛮735/ ※各々そばとうどん有り (季節鍋) カキ鍋1890/よせ鍋2625/豆乳鍋1890/湯豆腐945/ ※2人前より (飲物) エビス(中)682/スーパードライ525/生ビール(中)630/ ウーロンハイ420/レモンサワー420/日本酒420/オレンジ315/ コーラ315/ウーロン茶315/コーヒー315/アイスコーヒー315/ 評 価:☆☆☆☆☆ (味4.5/量4.5/サービス4/雰囲気4/CP4/駐車場4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[君津市] カテゴリの最新記事
|