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テーマ:今日のランチ(39183)
カテゴリ:木更津市
一つだけ難を言わせてもらえば。吸音材の使い方があまく、どんな音でも室内全体によく響いてしまうことか。それは特に、女性の話し声のキー(A♯~Cあたり)に顕著で、小吹き抜けの構造も相まって、それが野放し状態で響きわたってしまっている。 カトラリー内には、ナイフフォークに混ざって箸も用意されていた。また、主食にしてもパンorライスが選べるようになっている。仏系・洋食系といっても肩ひじの張るものではなく、庶民派カジュアル路線だというのがよく分かる。ランチのAを頼んだ。 前菜がすばらしい。実にバラエティに富んでいた。鴨の燻製、サラダ、ポテトドーム、マリネ、プチグラタンパイ等々。 一品ごとに、それぞれ独立した味と風合いがあった。スモークはスモークらしい。サラダはサラダらしい自格をもっていた。ドレッシングがスーパーリッチマイルド。何気にバジリコが効いていた。 メインは、4種のプリフィックス制で、そのうちの2つは+ワンコインの品物。プラス表示で記されると、ただでさえ引くようになるが。それが500円だと、やはり躊躇せざるを得なくなる。このあたりは考えようだ。別にケチっているわけではない。 他店の同プライスレベルの品物を考えたり、CPを考慮したりすると、どうしてもそちらはリストから外すしかなくなる。もちろんそれは、品物とプライスとの加減による。 というわけで、スタンダードは2品しかない。ポークソテーにしていた。 粒マスタードやビネガーがきいたソースで、それが焼けた肉片によくマッチする。マイルドな酸味がうれしい。つけあわせには、さやいんげんと大根という和の素材が配されていた。 ここのパンは絶賛しておこう。クロワッサンが、軟質の極限まで達するようにふんわりもちっとして、口あたりがしっとりとして軽い。バケットのほうは、この品の最良テキストのようにしなやかさと重厚さを兼ね備えていた。強固な存在感があった。 リーズナブルなのに、きちんとした本物指向。「かずさの台所」という名前からすると、もっとずっと中高年ねらいの質実剛健的な洋食屋をイメージしていたのだが。実際は、もっとずっと若い仕様のお店だった。この点、ショップネームで、すこし損をしているかも知れない。 「かずさの台所」 住 所:木更津市永井作1-7-1 アクセス:410号 祇園駅近く 酒屋シモアール奥 P(約13台) 電話番号:0438-22-5563 営業時間:11:30-14:00/18:00-21:00/ 定 休:水曜日/ 座 席:テーブル6卓(可変)/ 利用種別:個人向け/女性向け/家族向け/グループ向け/ 料金支払:あと払い/カード不可/ メニュー:【ランチ】(パンorライス付) Aコース1200(気まぐれ前菜、メイン、小さなデザート、飲物) Bコース1900(気まぐれ前菜、スープ、メイン、デザート盛、飲物) 【夜】(パンorライス付) Aコース1500/Bコース2200/ 【飲物】 スーパードライ490/グラスワイン380/コーラ350/オレンジ350/ ウーロン350/ジンジャエール350/ 【ワインボトル】(赤) ル・フェゾン1900/カステル・ヴューバーブ1400/ カルベネ・ソーヴィニヨン1800/その他多数/ (白) カステル・ヴューバーブ1400/シャブリ3200/ エスト・エスト・エスト1800/その他多数/ 評 価:☆☆☆☆ (味4/量4/サービス4/雰囲気4/CP4/駐車場4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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