大磯な通勤生活

関西人にとって馴染み深い庶民の食べ物。
たこ焼き、イカ焼き、そしてお好み焼ですね。
小銭握り締めて近所の店に行き、おばあちゃんやおじちゃんの焼くお好み焼を食べるのが当たり前の光景ですね。
ぼくは大学から関西に行ったので、飲んだあとにお好み焼で締めたり(もちろんつき)、夕食にお好み焼定食を食べに行ったり。

そーいえば、お好み焼定食は関東では見かけませんね。
関東人に言わせると、お好み焼をおかずにご飯を食べるのが信じられないのだとか。
そんなん、あったり前の組合せやん。

と話は飛びましたが、そんなフツーのお手軽食べ物･お好み焼の美味しいお店がなんと丸の内にあるらしい。
お好み焼屋と東京駅前･丸の内。
なんや、けったいな組み合わせやなぁ。
そのお好み焼がなんぼのもんか食うたろやんけ。
ということで関西人二人(僕も一時関西人だったということで･･･)が乗り込んできました。
東京ビルＴＯＫＩＡの地下にあるお好み焼屋・きじです。



人気があるそうやし、ちょっと早めにいこか、ということで6時半東京駅南口集合。
お店につくと、ワオッすでに行列。

しかし、なんともオサレなビルにあるもんやねぇ。
我等も行列の最後尾に並び、どーでもいいことをブサクサ言いながら待ちました。

待ちました。







待ちました。







待ちました。






待ちました。







あのー、いつになったら入れるんでしょうか。

とにかくこの行列が半端じゃない。
お好み焼ごときでこんなに並ぶことが我が生涯のうちにあるとは思いもよらなんだ。
いよいよ次は我等の番というところでフッと時計に目をやると余裕で1時間は並んでいたのですよ。

そーとー美味いお好みなんでしょうねぇ。

と連れに突っ込まれましたよ。
ごめん、ごめんね、と何でワシがあやまらなあかんねん

ようやくご入店！
ここまでですでに達成感！
わしら、ようやったなぁ、がんばったなぁ。

まずはビールで頑張ったワシらに乾杯
注文は、モダン焼き(980円)、ミックス焼き(1150円)、すじ焼き(1050円)です。

店内は小奇麗。
焼いているのはお兄ちゃんたち。
給仕をするのは今時のお兄ちゃんとお姉ちゃん。
わしらが抱くお好み焼屋のイメージとは違いますな。

さて、いよいよわしらのお好みがでてきました。



これはミックス焼き。
丸の内の飲食店メニューとしては安いのかもしれませんが、わしらの感覚からはたっかいなぁ。
ま、食べてみましょ。

うむ、ソースが甘いな。
しかし、おたふくとも違うし、このソースは自家製ちゃうかな。

そうそう、マヨネーズはソースに混じっているとのこと。
でもお願いすれば別途もらえます。
テーブルに置いてある缶には青海苔。
しかし、かつぶし粉もお願いすれば別途もらえます。
わしらは当然別途お願いしました。

値段が値段だけあって、具沢山。
お味はまずまずちゃうか。
大人二人で3枚も食べれば結構おなかも膨れます。
ビールも3杯づつ飲んで、お勘定6000円余り。
このあたりで飲むにはとてもリーズナブル。
お好み焼だしなぁ。

ま、こんなもんでしょ。
美味しいけど、ここまで並ぶ必要はあるのか?
と疑問を抱きつつ、次のお店へ流れたのでした。

お好み焼き きじ （お好み焼き / 東京）
★★★★☆ 3.5
東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルＴＯＫＩＡ　Ｂ１Ｆ
TEL：03-3216-3123

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