テーマ:政治について(20252)
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昨晩、ラジオで、自民党と民主党の大連立の可能性はあるか、などというラジオ番組をやっていました。
大連立の可能性は大いにあり得ると言っているジャーナリストもいましたが、弱者を痛めつける政策をとる自民党に「改革」というスローガンを信じて弱者が票を入れてしまう、という矛盾した状況に、自民+民主で徹底的に弱いものいじめをやって、弱者に悲鳴をあげさせて、そこから日本をやり直そうと考えているのか、悲観主義に陥っているように思いました。 民主党は、「小さな政府」でも、障害者に死ねと言うのに等しい障害者自立支援法には反対、セーフティー・ネットをしっかり張ることを政策目標に掲げる政党です。 政策目標が、自民党とは全く違います。 経済は縮小方向にある今の日本で、私は、自民+民主の大連立はあり得ないと思っています。 11月に発覚した構造計算書偽装も、建設業界の中のパイの取り合いから来ていて、一部に法律を歪めてでも自民党の先生に献金して何とか建設案件を独り占めしようと思う人がいるということです。 建設業界全体を潤すほどの仕事がないと言うことです。 それなのに、仲間の数を増やして仕事を取り合う頭数を増やす、なんていうことは考えられませんね。 今回不正が発覚したのも、インチキをやって仕事を取られてしまうのではたまらない、と感じる人たちがいたので発覚したということでしょう。 郵政民営化に反対して自民党を追い出された議員さんたちが、新党結成もできずにいるそうです。 政党支部も作れず、政党助成金も受けられず、かと言って金権体質で政治活動に金がかかる、何とか、次の総裁選の後に復党できないかと思っているようですが、パイが細っているのに、自民党がパイを食い合う人の数を増やすんでしょうかね? 小さいパイを公平に民主主義的に分けていては、全員が野垂れ死ぬことになるだろうから、トップ・ダウンでこことここに配分、とやるんではないでしょうかね? 自民党のことは私にはわかりませんが、これからも、自由でも民主主義的でもない自由民主党は、中枢部に逆らう人間をどんどん追い出す方向のように思います。 2008年に北京オリンピックがあって、ソニー、松下が苦戦状態にある電機業界が、地上波デジタルに合わせてテレビを売ることに必死になると思うので、私は、来年から再来年にかけて、日本は中国に対して腰砕けになるような気がします。 少子高齢化の進む日本で、テレビの商圏の取り合いをやっても、疲れるだけでしょうから。 私は、A級戦犯の敗戦責任を断じて許さない、という世論の力で、A級戦犯を合祀する靖国神社への首相の参拝を中止すべきだと思うけれど、今の日本を見ていてとてもそんな流れにはありませんね。 このままでは、商売上の理由から中国・韓国に気兼ねして、首相の靖国参拝をやめる、という最悪のストーリー展開が見えますね。 外務省は、北朝鮮にも経済制裁をするどころか、経済援助の再開を約束してきたらしいですが、中韓米に加えて、北朝鮮に対しても、ただペコペコするばかりで、戦争の反省もなく、安保理常任理事国入りなどとんでもない、と、世界中から笑いものになる軟弱日本の姿が見えるような気がするなあ。 でも、多分、中国にテレビを売りまくる方を選択することになるんでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/12/27 10:33:36 AM
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