親の老い
またまたご無沙汰しております。家のリフォームが予定よりも大規模なものになったり、子供の学校のPTA役員だったり、仕事が立て込んだりで忙殺されていた折…。なんと実家の父が倒れまして、5月に3週間ほど帰国していました。いや~、親っていつまでも健康で生き続けるものだと思っていましたが、違いました!…そう思っている方も実は多いのではないでしょうか?もう高齢なので、なんとなく準備はしておかなきゃかな?と市役所のホームページで見つけた訪問サービスに申し込んだのが今年の1月。虫の知らせだったのかもしれません。幸いなことに生死に関わる病気ではなかったのですが、看病云々ではなく本人を取り巻く環境調整が必要だったので単身で帰国し、市役所、税務署、銀行、病院を往復。さらに7月末に退院予定なので受け入れ態勢を万全にすべく病院側と退院調整の話し合いをしたりケアマネージャーさんと面談し、デイサービスや宅配弁当など受けることが可能なサービスを申し込んだり。さらにさらに実家のプチリフォームまで手配してきました。ゴールデンウィークをはさんだ3週間で全てをこなせたのは奇跡としか言いようがありません。いえいえ、関わった皆様のご協力なしでは不可能なことばかりでした。皆さんの善意が身に沁みるような出来事多々で、益々日本への愛を再確認しつつフランスに戻ってまいりました。勿論快く送り出してくれた上司に夫、不在の間子供の面倒を見てくれた義両親にも感謝していますあと、忘れてならないのがやはり、インターネット。今の時代なら遠隔地に要支援や要介護の親がいても、初期設定さえしてしまえば後はインターネットで処理できてしまいます!ということで、遠く日本を離れて暮らす私のような方々共通の悩みが「親の老い」。今回非常に詳しくなったので講演希望の方はどうぞご連絡くださいねところでこちらに戻ってからはさすがに疲れがたまっていたのか1週間発熱、喉の痛みが続き寝込んでました。あんまり良くならないのでお医者さんへ行ったら「アレルギーかもね」。ええっ!!!????数年前から花粉アレルギーがひどくなっているのですが、今年は食事療法の効果で余裕の2~4月を迎えていたのですっかり油断していました。早速アレルギーの薬を飲んだらすぐに回復。もしかしてフランスアレルギーでしょうか?さてさて、5月末に戻ってきたら、南仏はもう夏真っ盛り7月からは2ヶ月の夏休みに入り、9月からは新年度です。春を日本で過ごすと、年度末のあわただしさについていくのが大変ですが頑張りまっす庭で取れたジャガイモを洗う図