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カテゴリ:ツーリングカー
日曜のF1欧州GP、とっくの昔に消費期限が終わってるバリチェロが勝ったのには
びっくらしたよ。 本人は実力で押し通ったとか思ってるらしいが、ありゃマクラーレンが勝手に コケただけのこと、決してバリチェロの実力じゃねえ。 これを花道に、とっとと出てってくんないかね。 つってもこのご時世、別のカテゴリーに行くってぇのもネームバリューだけじゃ なかなか再就職もままならないんじゃね? んで、モントーヤの例を出すまでもなく、行った先で確実に活躍できる確証もないし。 むしろ名前がデカいと、普通に頑張ってもこんなもんかよ程度の評価しか得られずに、 いつの間にか消えているパターンに陥りやすいな。 逆に、F1失格者が思わぬ活躍をする場合がある。 hpiレーシング1/43 アルファロメオ155TSシルバーストン #55 ガブリエーレ・タルクィーニ F1で、最多予選落ちという不名誉なタイトルホルダーのタルクィーニだけに 超弱小チームをいくつか渡り歩いたあとにひっそりと引退して、当時人気を博していた イギリスツーリングカー選手権(BTCC)に参戦。 ワークスアルファをどうして手にしたのか、94年といえばDTMに総力を傾けていた時期で ナニーニ、ラリーニはじめバーテルズ、フィジケラ、クリスチャン・ダナー等々綺羅星の如くで BTCCにまわす人材がなかったのかも(笑) 理由はどうあれ、王者獲得したイタリアF3以来初めてちゃんとしたマシンを手にしたら 開幕5連勝!を含む8勝をマークし、堂々のシリーズチャンピオンになるんだから 人生そうそう悪いことばっかじゃないもんだ。 hpiの人気を決定づけたと言っても過言じゃない155V6TIからはや10ヶ月。 今再びアルファ155である。 といっても他社のように既存金型使ったカラーバリエなんて展開じゃなく、 クラス2車輛を新規金型での発売にメーカーの勢いを感じるね。 オバフェンに派手なリアウィングなど、レースカーとしてわかりやすい記号をもつ クラス1の155もいいけど、頑なに市販車フォルムを守ったクラス2車輛も魅力爆発。 彫りの深い凹モールドにもかかわらず、ちゃんと塗料がまわってるタンポ印刷ロゴ。 フェラーリとはまた趣を異にする渋いアルファロッソ。 どこから見ても死角なし。 チャンピオンマシンの#55じゃなくても見かけたら即買いをオススメしちゃうね。 とはいえ。 実のところクラス2のレースってあんま好きくなかったんだよね~(^^ゞ BTCCをお手本にしたJTCCも随分と観戦したけど、直近のグループAレースの 迫力に慣れきった身には、非常に物足りなかった。 グループAが、スタープレーヤーを多数抱えて、自陣奥深くから華麗な縦パスを ポンポンポンと繋いでシュートするような感じに比べて、サッカー始めたばっかの 小学生が敵味方入り乱れてボールの周りにかたまって、ワーワー叫びながら相手方ゴールまで 一団で移動する、みたいなイメージがあって、なんか泥臭かったなあ。 マシン的にもFF4ドアってのはレースカーとしてムリがあったよね。 前面投影面積の大きいクルマがブワ~と向かってきても、速さを感じられないし。 挙句が、接触して押し出されたことを根に持って、ノロノロ一周走って相手が周回遅れに しようとしたところ、意趣返しに故意に相手にクルマをぶつけてリタイアに追い込む暴挙。 そーゆー負のイメージしか持ってないんだわ。 よかったことってーと、妙に車高が低くて、前面投影面積が小さい、本末転倒なセダンが 売りに出されたことくらいかな~。 そんなクラス2マシンだけど、ミニカーにするとこれが最高にいー感じにカッチョいいから 世の中不思議なもんだね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.07.26 01:04:29
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