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カテゴリ:F1
いや、今のご時世に鋼鉄製ってこたぁないんだけどね。
いうなれば炭素繊維の処女ってぇことになるんだろうけど、新世代のなんのノウハウも持たないアタマの中だけで設計されたF1マシン(それをもってして新世代っつーわけじゃないんだが) スパーク1/43 ヴァージンVR-01コスワース #24 ティモ・グロック アタマの中で設計されただけに、試運転早々フロントウィングは脱落するわ、単純計算ミスで燃タン容積が小さくレーススピードで走ったら完走出来ないわ、まあ何と申しましょうかってとこだな。 おかげで最大戦速はヒスパニアレーシング(HRT)よりも上なのに最高位(14位)の獲得回数で負けて見事に年間ランク最下位(笑) F1どころか半人前のF0.5と揶揄される新規参入3チームの中での最下位だ。 そんなところに、過去に煌きを魅せたこともあるグロックやトゥルーリ、コバライネンがいるのがもの哀しい、つーかある意味こいつらが乗ってこそレベル違いの混走状態でも大した事故もなくすんだのかも知れんがなm(__)mカンシャカンシャ あまりのあまりさにミニチャンプスも商品化を見限りたくなったんだろう、例年どんなボロマシン(グダグダのプロストGPだって)でも商品化してたのに、まあ、昨今のリーマン以降の世界的景気後退による売上げ減少もあるんだろうが、少数精鋭主義をとって権利をスパークに売っ払っちまった(いや、きっとそんなこったろうって想像だけどね) 結果的には、それが大正解(^^) ウィング翼端板やサスアームなど、空力デバイスが大幅に減った現行マシンの見せ場であるところのそれぞれがシャープなエッチングで再現されて、ダイキャストではなし得ない繊細さを醸し出すのに成功している。 実車に有り得ない給油口があるのはご愛嬌(と笑って済ますにはかなりの抵抗があるが)だが、まさにF1モデル新時代の幕開けはここから始まった、と後の時代に語られる一台であるのは間違いない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.07.30 00:55:21
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