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2013.12.27
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カテゴリ:ラリーカー
​​ ​本がなかなか売れない時代と言われて久しいが、個人的にはあれやこれやと書籍が増えて増えて。。。
ことにレース関連本は、現行レースのつまらなさも相まって、過去へ過去へのオンパレードで大日本のクロヒスの後継のよーなMFHの「ジョー・ホンダ」本だったりなんだりかんだり月に一冊は増殖してる。
そんな「あの頃はよかった」系大得意の三栄ムックから「ラリーカーズ」
ストラトス、セリカターボと出て、最新三作目はプジョー205だ。


スパーク1/43 プジョー205T16 "1985モンテカルロラリー5位"
#8 ブルーノ・サビー

 グループBによるWRCは、ミッドシップエンジンのラリー037と四輪駆動のアウディクワトロの一騎打ちで幕を開け、序盤こそ開発初期トラブルによって星を落としたアウディだが、熟成が進むにつれ何物も寄せ付けないほどの強さを発揮し、もはやWRCに4WDは不可欠であり、アウディクワトロの天下はしばらく続くと思われた。
しかし、そのアウディクワトロにもフロントエンジンゆえの旋回性能に問題があることを見抜いたプジョーは、ミッドシップ4WDという、037とクワトロのいいとこ取りしたようなコンポーネントコンセプトをWRCに持ち込み、連戦連勝でシーンを席巻してしまった。
外観こそセールスサイドの要請で市販205の対面を保っているものの、その中身はエンジン搭載位置、駆動方式などまるっきりの別物。
この後、巨大なウイングを背に纏いE2へと進化するわけだが、私的には控え目なエアロでより市販205に近しい初期型(E1)がいいのよ、っつーことで1985年モンテカルロで5位に入ったブルーノ・サビーで(気がついた時には1位バタネン車も3位サロネン車も品薄で、あちこち探すのメンドーだったし、そこまで執着ないし、かわりにかなりにバーゲンだったからさ)笑


hpiレーシング1/43 ランチアデルタS4 "1985RACラリー2位"
#3 マルク・アレン

 ミッドシップ4WDで時代を築いたプジョーだが、その施政はわりかし短命に終わることになる、このデルタS4の登場によって。
890kgの軽量ボディを引張るエンジンは1.8リッター直4ツインチャージ(ターボ+スーパーチャージャー)456馬力で、パワーウェイトレシオはなんと!驚異の2kg/ps。
いかに4WDで路面を的確に捉えるっつったって、そんなクルマはふつーじゃねえぞっつーわけで、乗り手を選ぶっつか要するにトイボネン・スペシャルであり、トイボネンのみが全開で操れた、と。
そして運命の1986年ツールドコルスSS18コルテ-タベルナ。
さほど厳しくはないコーナーでトイボネンのS4はコースオフし、そのまま崖下に落下炎上。
セバスチャン・ロウブにもなりえた未完の大器の夭折とともにモンスターグループBもその幕を閉じることになる。
 年内で業界を撤退するhpiの幕引きが、グループBラリーに引導を渡したデルタS4っつーのも皮肉なもんだわな(つってもこの#3号車は、トイボネンがデビューウィンを記録した85年最終戦RACの2位アレン車だけど)


ミラージュ1/43 フォードRA200 "1986年アクロポリスラリー"
#2 スティグ・ブロンクビスト

 プジョー205T16、ランチアデルタS4が、まがりなりにも市販車の名称・外観にあわせた意匠づくりをしたのに対し、市販車とはまったく関係ないラリー専用車としてデビューした唯一のグループBカーだが、そうしたフォードの意気込みが成果を生むことなく、グループB消滅とともに華やかな表舞台から消え去った悲劇のマシン。
大体、デビューの時からゴタゴタ続き(-_-;)
翌年の本格デビューを前に、様子見に1985年最終戦RACラリー参戦を目論んだんだが「連続する12か月間に200台以上の生産」っちゅー初歩の初歩がクリアできずに、B規定よりも70kgも重い市販クラスでエントリー(笑)
リザルトは言わずもがな、である。
翌1986年も開発はずれ込み、伝統のモナコに間に合わず、ようやくB規定で参戦したスウェーデンは初期トラブルで全滅、続くポルトガルは地元ヨアキム・サントス駆るRS200が沿道の観客に突っ込み死傷事故を起こしてしまう。
一時撤退のあと参戦再開したアクロポリスでもRACでも大した戦果を挙げられずグループB消滅とともに第一線から退くことに。
直線基調のグループBにあって、この丸まっちいデザインは好きなんだけどなあ。
翌年もグループB規定が生きてれば面白い存在になったかも知れんな。






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Last updated  2021.07.30 00:27:26
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