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山田維史の遊卵画廊

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Tadami Yamada's monochrome cuts -#1


Tadami Yamada's monochrome cuts -#2


■Yamada's Article(1)卵形の象徴と図像


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■Yamada's Article(3)画家ムンクの去勢不安


■Yamada's Article(4)夢幻能と白山信仰


■Yamada's Article (5) 城と牢獄の論理構造


■Yamada's Article(6)ムンク『叫び』の設計と無意識


■Yamada's Article (7) 病める貝の真珠


■Yamada's English Article (8) 能の時空間の現代性


■Yamada's Article (9)『さゝめごと』に現われた十識について


■Yamada's Article(10)狐信仰とそのイコノグラフィー


■Yamada's Article (11) 江戸の「松風」私論


■Yamada's Article (12) 伊勢物語「梓弓」について


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Jan 30, 2009
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 終日の雨。強く降り込める冷たい雨である。

 そんな中を、夕方になってから4時間ばかり外出。雨は坂道を急流となって下る。私は道の途中でかがんで、ズボンの裾を少しばかり折上げた。みっともないが、出先でグショ濡れの姿を見せるよりはよかろう。

 駅のプラットホームに、スピーカーで小鳥の声を流している。「ピーピークゥイック・クゥイック、ピーピークゥイック」と、ほぼ20秒間隔で流れる。そのうるさいこと。大きい音ではないのだが、単調さが神経を苛つかせるのだ。日本の都市部ではとかく無駄な音のたれながしが多い。サービスのつもりらしいが、ずいぶん粗雑な神経のひとたちの企画だ。こういうのは公害とは言わないのかしら。
 この小鳥の声が気になるのか、私の目の先で、本物の小鳥が雨のなかを右往左往飛び回っていた。腹が白く、背と尾が黒い。ホームに降り立ち、また飛び立って屋根に止る。「ピーピークゥイック・クゥイック、ピーピークゥイック」という声の出ている小さなスピーカーの周辺を付かず離れず、去るに去れない。
 「可哀想に、罪作りな音だことなー」と、私は、篠つく雨のなかの小鳥の飛翔を見つづけていた。





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Last updated  Jan 31, 2009 01:34:14 AM
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Re:雨は急流となって(01/30)   tokiwa37735 さん
私も音の垂れ流しには困っています。
だんだん年を重ねると、周囲に音があると話し声や必要な音が聞き取りにくくなり、生活に困るようになります。
静けさを愛すると言うことを日本人は忘れてしまったのでしょうか。

うるさいスピーカーからの小鳥の声。
本当の小鳥の声は、季節や固体によっても違っていて、素晴らしいのに、なんでも画一化されてしまって、つまらなくなっていきます。
(Jan 31, 2009 08:07:20 AM)

Re[1]:tokiwa37735さんへ(01/30)   AZURE702 さん
tokiwa37735さん

個人個人には静けさを愛する心があるのでしょうが、日本人の一つの欠点は、いろいろな人が暮らす社会のなかで長いスパンあるいは大きな視野に立って、こうしたらこうなるだろう、と云うようなシミュレーションの能力に欠けることかもしれません。思いつきをしゃにむに実行し、自分の企画をより良く修正してゆくことをあまりしない。これは小は個人の行為から大は地方行政や国家行政まで、いたるところで実感することです。
 ただし、少数弱者を救済するために大勢がガマンしなければならないこともあるはずですね。それに対してはエゴイズムをむきだしのモンスター(怪物)が出現するわけです。このような怪物性というのは、社会病理学としてみれば未成熟な人間たちなのですが、その人たちを説得する行政言語が未発達なのも日本社会の特徴です。
 日本の困難さは、文化を根源から見直し、叡智を結集し、叡智をそだてあげなければならないことかもしれません。個人個人はすぐれたものをもっていながら、泥沼に首までつかっているようなイメージが私にはあります。厳しい言い方ですけれど。

>うるさいスピーカーからの小鳥の声。

最近になってのこと、ある私鉄駅で「これは昇りのエレベーターです」という放送を3秒おきに機械的に流すようになりました。そのうるささは私などはとても神経に堪えるのですが、これはしかし視覚障碍者のための注意なのでしょう。そうでなければ、昇りのエレベーターか下りのものかなど見ればわかるわけですからね。
 先に私が、少数弱者のために大勢ががまんしなければならないことがある、と言ったのはこのような状況を指しています。
 尤も、やりようによっては、つまりもっと手数をかけて工夫を重ねれば、放送の声の質とか音量とか、どこから音を発するかなど、もうすこし苛々感を少なくすることはできるかもしれませんよね。 (Jan 31, 2009 03:10:14 PM)

Re:雨は急流となって(01/30)   ちゃれ3 さん
小鳥の声もそうですが、 
名勝地にクラッシック音楽が流れているのは許せません。
美しい景色に、このクラッシック音楽はピッタリだろう、との計らいでしょうが、
その人その人感じ方が違うのですから、
ほんとによけいなお世話です。

(Feb 1, 2009 01:07:58 AM)

Re[1]:ちゃれさんへ(01/30)   AZURE702 さん
ちゃれ3さん
 
>名勝地にクラッシック音楽が流れているのは許せません。
>美しい景色に、このクラッシック音楽はピッタリだろう、との計らいでしょうが、
>その人その人感じ方が違うのですから、
>ほんとによけいなお世話です。

ほんとうによけいなお世話。いったい何処のどいつの計らいなのでしょう。鈍感このうえない、まったく下品で厚顔無知。これも自然破壊と同様の行いです。こういうことに対して、人々はどんどん抗議しなくては。名勝地ばかりではなく自然の景勝は、お土産屋さんのものでも地方官庁のものでも、また本質的には国の行政庁のものでもありません。日本に住む人たちみんなのものです。管理責任というのは、バカげたことをやらかすことでは全然無いのですから。それを忘れてはなりませんよね。
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(Feb 1, 2009 02:41:17 PM)

Comments

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赤坂さ@ Re:映画脚本家の名誉のために(07/15) 脚本家が原作者をないがしろにし自死へと…
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