路駐天国
ポルトガルの道路って考えられないくらい路駐が多いです。スーパーに行くも、レストランに行くも、隙間さえあれば停めるのです。道路の3分の2は駐車で占領されてるのに、どうやって対向車とすれ違えばよいのか・・・。2車線ある道路も、駐車している車の列のせいで一車線しか使われていないこともしばしば・・・。駐車しようとしている車、または駐車していてこれから出ようとしている車を観察しているとかなりおもしろいです。(それは、基本的には自分が被害者ではないからですが。)最近見たのが、自分の前後の車を、自分の車でぐいぐい押して、スペースを作ってから「ヨシっ!準備万端!」ってな感じで出てく車。思いっきり隣の車をこすってるけど、何事もなかったようにそのまま立ち去る車。障害者用に用意された駐車スペースに堂々とスポーツカーを止める若いカップル。(罰金はかなり高いらしいです。)「その度胸、すごい!」と、感心します。自分を中心に世界が回っていなければ、私のような小心者はとてもこんなことはできません。この人たちの感覚に慣れて、日本に帰るのが少し怖いですね。