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カテゴリ:Art
ローランサンというと誰でもすぐパステルカラーの少女の絵を思い浮かべるでしょう。その作風は1910年代半ば以降に確立されていき、当時のフランスでは大変なブームとなりました。日本でも人気が高く、長野県茅野市には世界で唯一のローランサン専門の美術館があります。(マリー・ローランサン美術館)
この絵はまだその作風が固まる前の1904年、21歳の時に描かれた自画像です。自画像は幾つかありますが、その中でも本作はかなりシンプル(絵はTOPページに掲載)。画学校アカデミー・アンベールに通っていた頃にあたり、翌年には美術評論家ギヨーム・アポリネールとのロマンスが芽生えます。この時はまだ、画法の探求と同時に、自分捜しをしていたのかもしれません。 <絵は掲載が終わるとARTページに移行します> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 28, 2007 10:34:34 PM
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