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カテゴリ:Jazz
WR全作中でもかなり評価の低い方に入るだろう。「Black Market」「Heavy Weather」と名作を立て続けに発表した後、アレックス・アクーニャの後任のドラムが決まらなかった過渡期の作品。そのためアルバムとしての統一感は薄いが、色々なものをごちゃ混ぜにしたような賑やかさがあって、私は結構好きな作品である。
ドラムではまずスティーブ・ガッドが3、8を担当。トニー・ウィリアムスが5と6、そして晴れてレギュラーとなったピーター・アースキンが1、3、7に参加している。2、4はザビヌル、ショーター、ジャコの三人だけで演奏。1は前2作の流れを引き継ぐような曲で、前作のメンバーだったバドレーナが吼える。続く2は次作「8:30」の「ブラウン・ストリート」につながるような曲。6は勿論パンク・ジャズではないが、作曲者ジャコのベースが素晴らしい。そしてザビヌル作8はデニス・ウィリアムスとEWFのモーリス・ホワイトのヴォーカルが入る、相変わらず素晴らしいラストナンバー。 もうちょっと評価されてもいい作品である。 1.The Pursuit Of The Woman With The Feathered Hat 2.River People 3.Young And Fine 4.The Elders 5.Mr. Gone 6.Punk Jazz 7.Pinocchio 8.And Then Weather Report: Joe Zawinul (syn,p,kb,ds,vo,melodica, kalimba, b) Wayne Shorter (ss,ts,vo) Jaco Pastorius (b,ds,timbales,vo) Tony Williams, Steve Gadd, Peter Erskine (ds) Manolo Badrena (perc,vo) + Maurice White ,Deniece Williams, Jon Lucien (vo) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 23, 2007 11:39:15 PM
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