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背番号のないエース0829@ Re:『ベルリン 映画「風の電話」に、上記の内容について…
Mar 21, 2008
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カテゴリ:Movie

ホメロスの一大叙事詩「オデュッセイア」を映像化。ストーリーは整理され簡潔にまとまっているが、それでも延べ約3時間。監督はアンドレイ・コンチャロフスキー、プロデューサーはコッポラだ。

スパルタ軍と共にトロイア攻略に向かったイタケ島の王オデュッセイア(アーマンド・アサンテ)は戦いには勝利したものの、海の神ポセイドンを軽視した発言で怒りを買い、イタケ島には戻れず部下と共に永遠に海を彷徨う罰を課せられる。


オデュッセイアの行く手にはさまざまな神や魔物が現れて試練を与える。一向にイタケ島には戻れず十数年の歳月が経とうとしていたが、そのイタケ島では王が不在であることに目をつけた諸侯が続々と押し寄せ、王国と王妃(グレタ・スカッキ)を我が物にせんとしていた・・・


実はこれTV映画である。昔レンタルビデオで観たきりだったが、最近また観たくなったので探したら、いつの間にかレンタルDVDが出ていた。スタッフやキャストでわかるとおりTV映画といっても非常に豪華な作りで、制作費も通常の映画並みかそれ以上にかかったろう。

ストーリーは欧米ではおなじみの昔話であり、トロイの木馬をはじめ、良く知られたエピソードが次々と出てきて飽きない。SFXもなかなかのもので、凶暴な魔獣スキュラやカリュブディスのシーンなんかはかなりの迫力だ。


しかしこの話は何といっても、帰還した王が簒奪者たちを一掃するクライマックスに尽きる。王の留守に、諸侯が傍若無人な振る舞いを繰返していたことで、この復讐が際立ってくる。

主役以外の出演者も豪華で、オデュッセイアの母にイレーネ・パパス。老侍女役はジェラルディン・チャップリンだ。他にクリストファー・リー(預言者テイレシアス)、イザベラ・ロッセリーニ(女神アテナ)、ヴァネッサ・ウィリアムズ(女神カリプソ)なども登場。風の神役のマイケル・J・ポラードが懐かしい。


子供の頃よく観た「シンドバッド」シリーズや『アルゴ探検隊の大冒険』などのレイ・ハリーハウゼン物を思い出すが、それよりは大人向きか。何れにしてもTVでありながらこのスケールには驚く。

監督:アンドレイ・コンチャロフスキー
製作:ダイソン・ラヴェル
製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ/ニコラス・メイヤー他
脚本:アンドレイ・コンチャロフスキー/クリストファー・ソリミン
撮影:セルゲイ・コズロフ
音楽:エドワード・アーティミエフ

1997年・アメリカ / 175分 / 評価:3.5点 / 子供:△






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Last updated  Mar 21, 2008 09:50:06 PM
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