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テーマ:お値打ちワイン(628)
カテゴリ:シャンパーニュ
非常に評価の分かれるワインだと思います。 シャンパンのイメージを求めれば、エエ~~と言うワインです。 アリアニコと言う葡萄を良く知っていれば、非常に興味深いワインだと思います。 このワインが売りだされる時、予約して買いました。多くの方と同様に、セロスが作る泡と言うだけで、期待が膨らみ、予約は殺到し直ぐに完売でした。 そして届いたワインを飲んで騙された!!と思った方が多かったのでしょう。多くのブロッガーが非難を浴びせていました。 私もなんだ・・・がっかりと最初思った一人です。 でもその後このワインを時々飲むにつれてこのワインの良さが分かって来ました。 そして二人の天才がこのワインに込めた思いが分かって来たのです。 全員が一つのボールを追いかけているのが今のワイン市場です。 ラトゥール、ラフィット、マルゴー、ペトリュス、DRC、ルソー、ルーミエ、ヴォギュエ、モンラッシェ、ラフォン、コシュデュリ、ボランジェ、クリュッグ、ジャック・セロス・・・・・皆、同じ物を探して、売って、輸入して、真似して、目標にしてワインを作り、売り、輸入し、買っています。 この泡は、ジャック・セロスも、ドンペリも追いかけていません。 カンパーニャのテロワールを、アリアニコと言う葡萄を表現しようと必死に作った泡なのです。だから鬼才セロスも協力したのだと思います。 カンパーニャにシャルドネやピノ・ノワール植えて、シャンパンと似た泡を作るなら彼は断ったでしょう。二つ返事でセロスがこのワイン作りに協力したのは、オリジナリティーのあるワインを作りたいと言うサン・グレゴリオの考えに共鳴したからにほかなりません。 確かにまだ多くの人の心を打つだけの力は無いかも知れません。しかし、毎年生み出されているヴィンテージを全部飲んでみないとこの泡の進化も分かりません。 何時の日か多くの人の心を打つ泡になると私は期待して見守りたいと思っています。 だって、今この04を飲んでも十分美味しいのです。 他には無い、オリジナルの香と味わいがあります。酸の切れも余韻も見事です。 合わせる料理も色々想像出来ます。実際チアユの唐揚との相性は最高です。 ベニスの海辺で、小魚のフライを食べながら、この泡を飲んだらさぞ美味しい事でしょう。 色は濃いめのサーモンピンク、香りはアンズ、甘夏ミカンの皮、味わいはあくまでドライで、キレの良い酸、適度なミネラル、僅かなタンニンの渋みと苦み、ふくらみのある存在感のある泡です。泡はクリーミーで細かく、熟成の長さを感じます。 個性的な泡ですが、イタリア人の想像力・オリジナリティーを大事にする精神を感じる一本だと思います。 販売店資料より フェウディ・ディ・サン・グレゴリオは、以前から『カンパーニャの土着品種から、 産地 :イタリア(カンパーニャ州) 生産者 :フェウディ・サン・グレゴリオ(アンセルム・セロス コラボレート) 品種 :アリアニコ種 ほのかにオレンジ色を帯びた明るいロゼ、ドライ・アプリコットやマーマレードのような香りに、ほんのり麦わらのような印象があいまって、豊かな味わいが楽しめます。 瓶内熟成18ヶ月 デゴルジュマン:2006年6月 ●フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ ラクリマ・クリスティやピエディ・ロッソなど土着品種にこだわりながらもモダンで洗練された上品なワインを生産することで名高い、カンパーニャ州を代表する気鋭の生産者 ●アンセルム・セロス 現在 シャンパーニュRMで最も注目を集めている"ドメーヌ・ジャック・セロス"の当主。ビオディナミからの葡萄を使用した彼のシャンパーニュは、三ッ星レストランのワインリストを飾ります。
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