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カテゴリ:歴史
イスラムの怒り 私:イスラム教徒のあいだから、怒りで暴走し、テロを引き起こす過激派を減らすには、三点が必要と著者はいう。 まず第1は、弱い者いじめはしないことだ。 A氏:「非戦闘員」だね。 私:アメリカは軍事力では取るに足らない相手に戦争を挑み、蹴散らす。 A氏:戦争で降伏するのは「国家」だが、テロ組織は「国家」でないから降伏しないね。 私:しかし、アメリカ大統領はブッシュからオバマになった。 A氏:彼の父親はケニア出身だから、オバマ大統領の名前からして、イスラム教徒だね。 私:イスラム法では、父親がイスラム教徒なら子どもは自動的にイスラム教徒になる。 A氏:今年、オバマ大統領は4月ヨーロッパ訪問で、最後にトルコを訪問しているね。 私:トルコの国会で、彼はイスラム世界との融和を訴え、「私もイスラム系だ」と述べているという。 注意点の第2に、聖典コーラン、預言者ムハンマド、神を侮辱、嘲弄、揶揄、不適切なかたちで使用しないということだという。 A氏:2005年にデンマークの新聞の風刺画が大きな問題になったことがあるね。 私:第3は、イスラムに由来する価値観や生活習慣、すなわち、イスラム文化を「遅れている」と侮辱しないことだね。 A氏:自己責任ではなく、すべては神がしたことになるというがわけだね。 私:その意味で、イスラム教徒の価値観をすべて遅れているとして否定はできないとしているね。 A氏:多文化の共生ということは、お互いの文化を冷静、かつ、謙虚に学ぶことから始まるようだね。 私:俺も10年くらい前に、イギリスに行ったことがあるが、偶然、数日間、移民のイスラム系のビジネスマンとつきあった。 あるとき、子供が生まれたということで、夫婦できれいなイスラムの着物を着て、赤ちゃんを抱いて、上司の家にきた。 こういうそれぞれの民族の独自の文化を外国人が尊重することは多文化の共生には不可欠だね。
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Last updated
2009.08.24 06:24:17
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