テーマ:将棋について(1292)
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最近の将棋界では二つの大きな話題がある。
一つは将棋ソフトの追い上げによる脅威。 (このテーマについてはまた別に書くこともあるだろう) もう一つは今から語る瀬川さんのプロ編入試験についてだ。 詰み上げて3勝瀬川さんプロに(東京新聞) 将棋でプロになるには奨励会という組織に入って四段を目指すことが必要とされてきた。 今活躍している棋士もそうした道を通ってきた。 奨励会には年齢制限(26歳)があり、多くの棋士がプロになれなかったことも事実。 だが今回プロ編入した瀬川晶司さん(35)は、特例としてプロ棋士としての実力が認められた。 日本将棋連盟にプロ入りを求める異例の嘆願書を出しての快挙には、多くの人が驚いたに違いない。 今回の編入試験は六番勝負。 このうち瀬川さんが3勝すれば合格となる。 瀬川晶司氏のプロ入りについて 「プロ試験」を将棋連盟はどうとらえているか 緒戦の相手は佐藤天彦(三段)。瀬川さんはここで負ける。 二戦目は神吉宏充(六段)。将棋解説では独特の語り口が有名な棋士。 瀬川さん勝つ。一勝一敗。 三戦目は久保利明(八段)。負ける。一勝二敗。 四戦目は中井広恵(女流六段)。瀬川さん勝つ。二勝二敗。 五戦目は11月6日。高野秀行(五段)に勝って念願の三勝目。 予定されていた第六戦は行われないこととなった。 今回の六番勝負に指名された棋士もやりにくかったことと思う。 奨励会、プロとしての意地もあった。 特に中井広恵女流六段の場合は女流棋士としては「男子より一段下がる」という負い目があったのかもしれない。 「男子プロと同等の実力」を見せるという大きな役目が彼女にはあった。 しかも清水市代ではなく中井広恵に白羽の矢が立ったのは大きな意味がある。 第四戦、終盤までの彼女の猛攻にはそうした意味も含まれていたのだろう。 「将棋界は硬い」「保守的だ」という批判に、今回の六番勝負は風穴を開けた。 その風穴はとても小さなものかもしれない。 今後、瀬川四段が今回の意味を示してくれるだろう。 参考になった記事。 プロの意地 瀬川晶司さん、熱闘プロ編入勝負! 以下の例えが笑った。 >奨励会員に「芸人」、女流にA級、そして「突撃」と「日の丸」である(笑)。 瀬川晶司(35歳サラリーマン)将棋プロ編入試験に合格(ブログ・ヘッドライン) 瀬川さん、おめでとう! 明日、移動日。(渡辺明ブログ) 若くして竜王になった渡辺明のブログ。 編入試験が気になるのか瀬川さんのことに言及している。 瀬川氏プロ入り条件突破しプロ入り・・・高野五段を破り3勝目を挙げる 私だけでなく今回の試験に注目する人は多い。 プロ棋士合格おめでとう 以下の発言に同意。 >歳が行ってしまって諦めた実力者は、まだ他にもいるでしょう。 そういうのはとても残念な事だと思います。 >将棋も囲碁も、今以上に発展していくためには組織全体で色々変わって行った方が良いのではないでしょうか。 伝統も大切でしょうが、変化も大切。 瀬川さんプロ入り決定! 喜びが伝わってきます。 瀬川さんプロ入り アマチュアから初のプロ棋士に! 瀬川さん、プロ入り決定。 瀬川さんのプロ棋士編入試験 将棋のプロ編入試験 奨励会のシステム、瀬川さんの戦歴などについて言及。 瀬川アマ、プロへ! 将棋プロ編入試験 熱戦の様子が書かれています。 瀬川晶司氏 将棋プロ入り六番勝負ブログ 詳しい情報はここに出ています。 御礼 とにかくおめでとう! 本を買うなら楽天で!その他アフィリエイト バナーをクリック!小学生行方不明事件に情報をお願いします。 拉致問題の解決を願うブルーリボン運動です。 トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.11.07 16:15:41
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