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光市母子殺害事件の差し戻し審が広島高裁で行われている。
被告の元少年は、殺意を否定している。 元少年、女児への殺意も否認=光市母子殺害差し戻し審-広島高裁(時事通信社) 事件当時18歳の少年だった被告は以下のように述べているという。 「遺体をタオルでぬぐおうと、衣服を脱がした」 「実母に救いを求めるように近づき、生き返ってほしくて暴行に及んだ」 「亡くなったと分かって絶望し、ドラえもんが何とかしてくれると思い、押し入れの天袋に入れた」 (これらは上の記事から引用) とてもじゃないが法廷で話す内容とは思えない。 弁護士以外の誰がこんな話を信用するか。 今までこの事件については何回も記事にしてきた。 母子殺害、最高裁差し戻し判断 光市母子殺害事件、最高裁弁護人欠席で弁論開かれず 私は死刑制度には疑問がある。 しかしこの事件では死刑もやむをえないと考える。 「生き返ってほしくて暴行に及んだ」と述べた元少年。 被害者の家族はどんな気持ちで聞いていたのか? そんなことで殺意が否定されるのなら、日本に殺人罪は存在しない。 すべての殺人事件は傷害致死になってしまうだろう。 ドラえもんは殺人犯に協力しない。 暴行することで人は生き返らない。 今後、検察官による反対尋問がある。 この被告はどう辻褄を合わせるつもりなのか。 上記の供述が弁護士による「作文」だった場合。 被告は弁護団に「操られている」「言わされている」ということになる。 少しでも被告が亡くなった母子のことを考えるのなら。 弁護士に関係なく本当のことを言った方がいい。 もし供述が「作文」でなかった場合。 どうして今まで裁判でこの点を述べなかったのか? 単に「死刑になるか否か」が被告にとって大切だったのか? 私はこの供述で死刑を回避できるとは思えない。 この被告に死刑以外の選択は必要ない。 *********************** 関連記事 ドラえもんが何とかしてくれる 光市母子殺害差し戻し審 ≪光市母子殺害≫差し戻し審で、被告人が殺意を否認 「光市母子殺害事件」差し戻し控訴審第2回公判 「光市母子殺害事件」差し戻し控訴審第3回公判 [山口母子殺害事件]被告人質問 [光市母子殺害] 差戻し審で弁護側の被告人質問(追記有り) (動画)安田弁護士 私が重大犯罪の被告を弁護しなければならない理由 悲しすぎる弁護士さんらのこと。 光市事件。悲しすぎる弁護士さんや精神鑑定人らのこと。 最高裁判所第三小法廷 平成18年06月20日(平成14(あ)730) 広島高等裁判所 平成14年03月14日(平成12(う)66)
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最終更新日
2007.06.27 18:18:09
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