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2008.06.21
テーマ：気になったニュース(30313)
カテゴリ：ニュース
朝日新聞の夕刊コラム「素粒子」で、鳩山邦夫法務大臣が「死に神」と書かれた。
連続幼女誘拐殺人：「死に神」報道、鳩山法相が不快感－－朝日「素粒子」（毎日新聞）  この件で、朝日新聞には１８００を超える苦情が寄せられているという。 朝日新聞「死に神」報道：「素粒子」に抗議１８００件 「風刺コラム難しい」（毎日新聞） 朝日はこのコラムを「風刺」と言い張っているという。 風刺なら、多くの人の共感を得られなければ意味がないのではないか？ このコラムで何が明らかになったのかを考えてみてほしい。 死刑執行について議論が進むのか？ 本来死刑は刑が確定してから６ヶ月以内に行うものだ。 （刑事訴訟法４７５条の規定による） もちろん冤罪などの特別な理由がないという条件付きで。 それが実際には死刑執行まで７年かかっていると言われている。 では、再審請求すれば死刑は延期となるのか？ だとすれば、犯人や弁護士は死刑の「拒否権」を持っていることになる。 間違ってほしくないのは「死刑と税金」のこと。 「死刑囚を税金で食わせるのはおかしい」との批判がある。 しかし、死刑囚であろうとも人にはかわりがない。 人命を金と天秤にかけるのは、今の私にはまったく理解できない。 日本には死刑という制度がある。 これは誰もが認めなければならない事実。 凄惨な事件が起これば死刑になることもある。 そう法律で決まっているから。 それを改正せずに法務大臣を「死に神」と批判して何が得られるのか？ 死刑執行に対し、朝日が疑問に感じているなら。 朝日が書くべきコラムは現状を法律改正で変えることではないか？ そのため世論に向けて疑問を投げかけることではないか。 私は鳩山法相が好きじゃない。 それでも法相としての彼を批判したいなら別な方法を考えるべき。 新聞社には記事にＯＫを出す管理職がいる。 いろんな人が原稿を読んで、新聞社として記事にする。 それでもこのコラムは記事になってしまった。 朝日はどんな新聞社なのか。 この件で朝日は選択を間違った。 日本のマスコミはこの程度か？ *********************** 関連記事 ≪鳩山邦夫法相≫朝日新聞の「死に神」報道に激怒 朝日新聞は「中傷意図ない」とコメント 朝日が法相を死に神よばわり 朝日，法相を死神呼ばわり 【ニュース】相変わらずな朝日新聞。コラム「死に神」
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最終更新日
2008.06.22 17:22:57
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