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カテゴリ:社会問題
重い心臓病の2歳児が、アメリカのコロンビア大で受け入れ拒否された。
米病院、日本人の2歳児の移植拒否(読売新聞) この子は拘束型心筋症で、親が心臓移植を依頼していた。 日本では臓器移植に15歳の壁がある。 15歳未満の子どもは臓器を提供できない。 そのため、子どもが重い病気で臓器移植が必要な場合。 海外での移植手術に望みをつなげることがある。 募金などで1億円以上もの治療費を集める家族。 渡航するにしても、長時間の移動は患者にとってリスクが大きすぎる。 日本には優れた外科医がいる。 臓器を提供してもいいという人もいる。 なのに遠い異国で治療を受ける現実は、どう考えてもおかしい。 アメリカでは、年間5%まで外国からの患者を受け入れていた。 しかし、アメリカ国内でも移植する臓器が足りているわけではない。 ドイツなど、海外からの患者受け入れに厳しい制限をかけている。 この制限については、以前記事にした事がある。 小児臓器移植、議論を急げ 臓器の取引と臓器移植ツーリズムが批判されるのは当然のこと。 このため、2008年に「イスタンブール宣言」が出ている。 イスタンブール宣言(PDF) すでに昨年の段階で、海外での臓器移植手術は限界に達していた。 日本の患者は日本人のドナーから提供された臓器で救うべきだ。 さもなくば貧しい国の人々が臓器売買の犠牲になる。 国は、臓器の自給自足をめざすべき。 この受け入れ拒否を、自分の子どもに起きたと想像してみよう。 あなたはこの状況をどう思うだろうか? 少子化が問題になっている日本。 現実は、技術がありながら国内で子どもの臓器移植ができない。 これがこの国の現実だ。 病気は待ってくれない。 日本は重い病気の子どもを見捨てるのか? 国内で子どもの臓器移植を決断する時だ! バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.15 19:28:40
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