テーマ:ミステリはお好き?(1445)
カテゴリ:海外ミステリ(ヤ・ラ・ワ行作家)
互いの殺人計画を練る夫婦、謎の行動を繰り返す爆弾男。 夜の探偵カーデュラも登場! 奇抜な着想とひねりのきいたストーリー、軽妙なユーモア、無駄を削ぎ落とした簡潔なスタイル。 短篇ミステリの名手が贈る15篇。 (「MARC」データベースより) 正義の味方/政治の道は殺人へ/いまから十分間/動かぬ証拠/フェアプレイ/殺人はいかが?/三階のクローゼット/カーデュラと盗癖者/カーデュラ野球場へ行く/カーデュラと昨日消えた男/未決陪審/二十三個の茶色の紙袋/殺し屋を探せ/ダイアルAを回せ/グリッグスリー文書 『クライム・マシン』(感想)、『10ドルだって大金だ』(感想)に続く、名人ジャック・リッチーの第3短編集が出ました。 15編の短編ミステリが収録されています。 期待通りでした。 無駄なものを削ったキレのいい文章、ひねりがきいて気がきいていて、どこから読んでも面白く読めます。 私ははじめから順番に読みましたが。 できれば寝る前の楽しみにして一晩に1編ずつ読むという感じで、たしなんで読みたいと思うのですが、つい一気に読んでしまいました。 すっかりお気に入りのキャラクターになっていた、夜間営業の探偵カーデュラとターンバックル迷刑事もちゃんと活躍してくれたのが嬉しかったです。 ジャック・リッチーは生涯に350編の短編を書きましたが、生前刊行された短編集はたったの1冊です。なんてもったいない。 これからも順調に本にしてもらえたらいいのになぁ。 ダイアルAを回せ : ジャック・リッチー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月17日 23時58分45秒
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