カテゴリ:書評・読書メモ
大晦日ですね~。
部屋の掃除もまだ途中です・・・(^_^; 出入金の記録や、年間目標の考課?!や、 読書記録の棚卸しなどをしていると、 あっという間に時間がたってしまいます・・ 社会人になってから、毎年100冊から120冊程度の読書だったのですが、 今年は、「レバレッジ・リーディング」に触発された・・というよりは、 ブログでのみなさんのコメントが励みになり、 自己新記録の329冊(マンガ、雑誌除く)を読むことができました。 ジャンルがバラバラなので、ランキングというのも合わないので、 1月から12月までの月毎にはまった本・ジャンルを紹介したいと思います。 1月 浅田次郎「天切り松」シリーズ。 元旦に「中原の虹」でスタートしましたが、浅田さんの本、どれも良かったです。 浅田次郎「天切り松 闇がたり」 2月 スティーブン・レビー「ハッカーズ」 レビーさんの他の本、「暗号化」「人工生命」も、圧倒的な調査に感動しました。 スティーブン・レビー「ハッカーズ」・・・・ハッカー倫理とその現在 本書、「コンピュータの名著・古典100冊」の1冊でしたが、 このブックガイドの副題が「若きエンジニア必読」とありましたが、 今年30冊ほど積み増しし、ようやく6割・・ 来年も継続ですね~。 3月 サイモン・シン「フェルマーの最終定理」 アンドリュー・ワイルズが、7年間に渡り屋根裏に籠もって考え続けたこと・・ このワイルズの生き方、感動です。 サイモン・シン「フェルマーの最終定理」・・すべての数学の歴史は、この問題を解くためにあった 4月 George Stanley/Third-Grade Detectives 英語多読の一環・・・といいつつ、小学校3年生向け(^_^;) 英語100万語/George Stanley/Third-Grade Detectives #1 5月 プラトン全集 今年のGWは、福島への旅行と、その間に読み続けたプラトンさんでした。 幸福感の漂う「パイドロス 美について」が一番好きですね~。 ソクラテスとプラトン・・・「プラトン全集」 6月 ヘロドトス「歴史」-トゥーキュディデース「戦史」-クセノポン「ギリシア史」 紀元前550年頃から紀元前350年頃までのギリシアを中心とする世界史。 ソクラテス、プラトンの生きた時代、思想的な背景を知る・・なんていうことよりも、 当時にとっての現代史、ワクワクします。 ヘロドトス「歴史」上巻・・・事実は小説より トゥーキュディデース「戦史 上」・・・ペリクレースの名演説 クセノポン「ギリシア史 1(ヘレニカ)」・・・アルギヌサイ事件・アテナイの敗北・三十人僭主政治 7月 阿刀田高「獅子王 アレキサンドロス」 阿刀田高さん他の著作・・「新トロイア物語」「ホメロスを楽しむために」 「ギリシア神話を知っていますか」ともども、とっても良い古典の水先案内人だと 思います。 阿刀田高「獅子王アレクサンドロス」・・・圧倒的な行動 8月 羽生善治「決断力」 具体性の明確さ・・その一端がわかります。 谷川浩司さんの「集中力」、 23歳の新鋭・渡辺明竜王の「頭脳勝負 - 将棋の世界」 棋士の世界を垣間見た気がします。 羽生善治「決断力」 9月 本多静六「人生計画の立て方」 駄貧知さんが、本多静六博士の「自分を生かす人生」を紹介されていたので、 4冊シリーズ手に取りました。 理論・計画と実績・・でも、理論・計画を実績に結びつけるためには、 強靭な意思が必要であること・・が、わかります。 本多静六「人生計画の立て方」 10月 トーマス・フリードマン「フラット化する世界」 完全に一年積読していたもの。 でも、読んで良かったです・・「フラット化」への対応は、大きな課題ですね! トーマス・フリードマン「フラット化する世界 上」 ところで、この月の次点は、水野敬也さんの「夢をかなえるゾウ」です。 11月 ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」 読みやすい亀山郁夫さんの新訳のおかげで、やっと読むことができました。 ドストさんの長編は、来年への宿題になりました。 亀山郁夫訳・ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟1」・・・「亀カラ」でリベンジ! 12月 畑村洋太郎「決定版・失敗学の法則」 12月は、畑村洋太郎さんや中尾政之さんらの失敗学関連の本ばかり読んでいました。 この流れ、しばらく続きそうです。 畑村洋太郎「決定版・失敗学の法則」・・隠蔽のダメージは300倍! これで、いったん年内のブログアップはこれで打ち止めにします。 この1年、ご訪問いただいたみなさん、大変ありがとうございました。 来年もよろしくお願いいたします。 よいお年を! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[書評・読書メモ] カテゴリの最新記事
|
|