カテゴリ:書評・読書メモ
メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか 明川哲也「メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか」 2003年刊 主人公は、タカハシという、単身NYで暮らす中年料理人。 人生に疲れ果てて首を吊ったものの、人間の言葉を話すネズミたちに助けられる。 世界で一番自殺率の低い国、メキシコ 日本は、メキシコの自殺率の10倍以上 メキシコ人にはなぜハゲが少ないし、 また、自分では死なないのか? 「憂鬱の砂嵐」が、人間界だけでなく、ネズミ界も席巻しはじめたいま、 それを止めるためには、メキシコの謎・・メキシコにあるといわれる4つの宝 を探し出さねばならない。 物語は、タカハシが、ネズミたちとともに、探す旅になります。 「前進するための一歩が、生まれてから歩んできた道程より長いこともあるじゃろう。 足の上に船でも載っているのではないかと思えるほど、 それぐらい重たい一歩じゃよ」 メキシコの辿った悲惨な歴史・・それでも生き延びた人々の子孫たち 最後は、なんともたとえようのない感動でした。 明川さん、素晴らしいです。 PS1 途中にでてくる料理は、食べてみたい。 温かく美味しい料理をお腹いっぱい食べながら、 憂鬱な気分を持続させるのは難しいですね~ メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか PS2 トマト リコピン トウガラシ インゲン豆 ×大豆 自分を信じる気持 ・・ 不屈の魂 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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