カテゴリ:書評・読書メモ
【送料無料】天地明察 冲方丁「天地明察」・・渋谷金王八幡宮 角川書店 2009年刊 とても軽快で楽しい物語でした 時は、江戸時代中期、 主人公は、将軍様の前で御城碁を打つ棋士の渋川春海 回想の最初の場面は、 渋谷の宮益坂にある金王八幡・・ あれっ?! 何か聞き覚えがあると思ったら、最近、毎日眼にしていた神社でした 主人公の春海は、ここに、算額奉納されている絵馬を見に来たのでした。 ・・宝物殿があるようなので、来週のお昼休みにでも行ってみようと思います ≪神道は、ゆるやかに、かつ絶対的に人生を肯定している。 死すらも”神になる”などと言って否定しない。 ”禊ぎ”の本意たる”身を殺ぐ”という言葉にすら、 穢れを削ぎ落として浄めるという意味はあれど、穢れを消滅させる、 穢れたとみなされた者を社会の清浄を保つために滅ぼすといった意味合いはない と言っていい。否定すべきものは祓い、流し去る一方で、 その権威を守るために何かを根絶やしにしようとはしない。≫ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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