お見舞い二日目
今日は仕事は残業なしだったんで急いで帰ってドラッグストアに寄って必要だと言われていたものを揃えて…と考えていたんですが、会社の駐車場で深夜勤の同僚が手を振ってくれたのでちょっと寄ったら延々と話し込んでしまいました。必要なもの自体は兄にメッセ送って買っておいてねと伝えているけど本当に用意できたか判らんので取り敢えず無駄になっても良いから持って行く。お買い物の時間とかガソリン入れなくちゃとか色々考えてたんですが、深夜勤の同僚に会う機会が無いから話し出すとお互いに話が尽きずに長いよw時間の事は話しながらも気になって時計をチラチラチェックしたんだけどなかなか話が終わらなくてねえwwんで、ようやく別れて車に戻ったら退職した同僚とのカラオケ会の連絡が入っていてそれで電話してまた長話。退職した同僚も母親が介護施設に入っているのでうちの父が入院した話をすると親身になって心配してくれてありがたい。ま、お互いに高齢の親をいつか見送る話は諦めと出来ることをやって行くしかないって事に終始する。カラオケはカラオケで楽しみなんですけどねwこの同僚は退職した後ハローワークに通って面接もいくつか受けているらしく、明日また面接があるって事でした。上手く仕事が見つかると良いなあ。さて、長話が連続して会社を出る頃には病院の面会時間はとっくに過ぎましたが昨日遅くまで居られることがわかったのでドラッグストアにもちゃんと寄って口の中を拭うスポンジとか飲み物にとろみをつける粉末とかそれを飲みやすい状態にする容器とか色々買いました。昨日見た時に口の中が乾燥していたので口の渇きがうるおせるジェルと言うのも買って…介護用品高いわ~。5,000円位あっという間に飛んでいきました。病院には8時半くらいに着いたら施錠されていて救急入口まで回りました。面会時間なんかぶっちぎってるんだから入れてくれないかもなあと思いましたが…警備の人に「面会ですか」と聞かれ「そうです」と答えると「名前と行先の病室と入院患者の名前を書いてください」って事でスンナリOK。けっこう沢山の名前が並んでいたので面会時間後にやってくる人はかなりの数に上るんだなあと安心しました。だって「面会時間を守ってください」と言われたら退院するまで早引けしなくちゃならなくなる。早引け出来ない時は面会出来ない可能性もあるわけで、やっぱり肺炎(気味)で入院しているとなれば会いに行っておくのが子供としては無難だろう…と。病室には私が買ってきた飲み物容器とトロミを付ける粉が置いてあって兄が連絡したとおりに買ったらしい。私「念のため」買ったものは無駄にはなったけどちゃんと用意してくれてて一安心。昨日と同じく口を開けてグースカ寝ている父の手を握って1時間半くらい居ました。行った時にちょうど看護師さんが氷枕をしてくれるところでした。熱があったのかしら??病室は昨日より暖かく感じましたから室温を上げて欲しいと希望した患者さんが居たのかも。昨日は看護師さんが薬を飲ませる時に体を起こしてくれて少し話もしましたが、今日はずっと寝てました。昨日カプセルの薬を上手く飲めなかったので「お薬は無しにしましょう」と言う事になりました。兄にそのことを伝えると高血圧の薬だそうで「あえて飲まなくても良いです」と言われていたとの事。高血圧で困る云々という状態はとっくに過ぎとるがなwおかげで気持ちよく寝続ける父を見守って帰ってまいりました。明日はまた1日お休みになっているのでコットンの夏用靴下でも編みながら病室でゆっくり過ごすことにします。物置の片付けも道路に覆いかぶさっている庭木の剪定もしなくちゃなあ。連休が無いから用事が終わらんよ。土地や財産があっても死ぬときにはちっちゃな老人になって何も持たずにただ寝るだけが楽しみの塊になるんだなあ。ベッドの横でちっちゃな老人を見てると何が幸せなのか、人生の最後の最後にしか判らんなあと思いました。とりあえず今の父はゆっくりと寝て体の疲れを回復している段階でしょうから私もゆっくりと見守ります。