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2008年06月23日
テーマ：ささやかな幸せ(6728)
カテゴリ：週末の出来事
今年は梅雨らしい梅雨、というか、 週間天気予報を見ても、傘マークで真っ青。 とはいえ、農家にとってみれば恵の雨なので まあ、今週は家でできることをしようと、 去年に引き続き、また南高梅を１０キロ購入。 梅を漬けたり保存食強化週間ということにした。 週末に、いつもの魚屋さんが入っているスーパーの 青果にいき、おじちゃんに聞くと、 「ちょうどすでに熟し始めている南高梅があるんだけど、 安くしてあげるからもって行く？」と言われて 激安で売ってもらった。 ただいま、クーラーボックスの中でアク抜き中。  週末の夕食は ●串揚げ２種 一つは豚肉と玉ネギ。 作っている最中に「俺、えびフライが食べたい」と 珍しく野菜以外のリクエストを宗二がしたので、 冷凍庫を探すと、小さいえびが入っていた。 これも串に刺し、一緒にいただくことにした。  ●生キャベツ 何となく、串揚げというと千切りのキャベツより、 生キャベツに味噌をつけてバリバリ食べる、という イメージがある。 そんなわけでもろみ味噌とマヨネーズを添えて。 ●春雨サラダ わかめ・ニンジン・きゅうりの千切りと一緒に 中華風ドレッシングとすりごま・ごま油で。 ●大根おろし ●ぬか漬け きゅうり・ニンジン・カブ。 梅を買いに行った時に、魚コーナーを覗いて見ると おいしそうな牡蠣が売っていた。 「おじちゃん、箱の牡蠣全部買うから安くして。」とお願いして ホタテまでつけてもらった。 なんだかとってもいい買い物をした。 ●海鮮焼き もちろん大将が活躍。 殻が飛ばないようにホイルで包んで蒸し焼きに。 ●つぶ貝 これは市販品の醤油煮。  ●冷奴 ●アスパラのミモザサラダ ●イカのつまみ揚げ これも市販品。 ●ぬか漬け きゅうりとニンジン。 ごはんを食べていると、ジョジョから電話があり、 みんなで遊びに来た。 最後の牡蠣を出すと、 とてもおいしかったようでペロッと食べてくれた。 そのあと１２時ころには仕事が終わったホッシーも顔を出した。 で、延々と飲み続けて明け方まで飲んだのだが、 最後のあたりは眠くてあまりおぼえていない。 本当はこの日におうちバーベキューでキャンドルナイト、 という趣向だったのだが、 ちょっと変わってしまったので延期することにした。  少し寝て、子供に起こされて起床。 だが、前夜は一緒に遅くまで起きていたからなのか 滅多に昼寝をしない龍一も「眠い」と言い出す。 で、結局家族全員で夜まで昼寝。 起きたが、みんな食欲もなく、 シャワーを浴びて子供にチャーハンを作り、 大人は塩辛をつまみに飲んだ。  晴耕雨読、という言葉がある。 晴れた日には畑を耕し、雨の日には本を読む。 雨一つとっても「恵」の雨の場合もあるし、 地震の被害に遭われた地域では、 二次被害の恐れが出てくる「恐怖」の雨の場合もある。 先日見たテレビの中である人がこう言っていた。 「『分』を知るという事はとても大事なことだ。 分を知らず高望みばかりするから不満ばかり増え、絶望する。 自分の身の丈がわかっていれば納得もできるし、 あきらめもつく」と。 昼酒しながら聞き流していたので、正確ではないが、 この人の言いたいことは分かった。 雨が降ったら雨が降ったなりに、 晴れたら晴れたなりに、 そのときにするべきことをすればいいのだと。 雨が降ったからと嘆くよりも、 これで本が読める、と喜ぶほうがいい。 お天気を変えることなど出来ないのだから、 それならどうすれば楽しめるのか、 考え方の視点を変えたほうがよほどいい。 人間がどれだけゴーマンになったとしても 天気を変えることはできない。 父ダイダロスが息子のイカロスと共に 幽閉された迷宮から脱出するときにこう忠告した。 高く飛びすぎると 太陽の熱で羽根を貼り付けた蝋が溶け出してしまう。 低く飛びすぎると 海の湿気で蝋が剥がれ落ちてしまう、と。 自分は自由だ！ どこまでも高く飛べる！と 太陽に向かって海に転落した イカロスのような愚を犯すことは 分を知らないただの無鉄砲で無思慮の 愚か者の言い訳にすぎない。 このギリシア神話は、 現代の人間に対する忠告にも似た寓話なのかもしれない。 高望みをすればいつも不満ばかり。 「自分の分を知る」 そして、自分ができることを精一杯する。 不満がどこから生ずるのか、 そんなことを考えるのも、雨の日には似合う。     お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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