カテゴリ:自閉症ケース
褒め方について。
例えば、私の学校は、罰は与えないでできるだけ子どもに(自閉症の) 対応していく方針だ。 罰といっても、体罰とか、そういうことを意味しているのではなく、 例えば、上手にできたらお菓子がもらえるはずだったのに、できなかった もしくはパニックになったからお菓子はあげない、などのことで、 英語ではネガティブリインフォースメントというが、それをしない、ということである。 ちゃんとできなかったら、お菓子あげないからね、 というのはタブーであり、できることに焦点を当てるのである。 例えば、廊下で歩かずに走る子どもがいるとする。 通常は、歩かないとだめよ、と言いがちだが、 私たちは、その子どもが歩いた瞬間に、わざと「わぁ、上手に歩けるね!」 とコメントし、すかさず強化子を与えるのである。 走ったときは、もちろん状況によって、タイムアウト、 または出発地まで戻るなど対応は取られるが、そういった対応は 事前に話し合われ、しっかりとしたプランとして書面に書かれている 正式なものである。そうでないとき以外は、タイムアウトなどを使う事は 許されない。 これから学ぶ事は、日々の子育ての中で、子どもが泣きわめいたり、 言う事を聞かなかったりすることがあるが、そのときに ないてばかりいたらお菓子上げないよ、と言わずに、その場は無視し、 静かになった瞬間に、「ちゃんと泣き止めたね、偉いね」といって 褒めて上げることである。そうやって、できることを褒めて上げるのは、 大切だと思う。 いつもそうは行かないけれど、できるだけそうするように している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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