カテゴリ:自閉症ケース
褒め方について。
例えば、私の学校は、罰は与えないでできるだけ子どもに(自閉症の) 対応していく方針だ。 罰といっても、体罰とか、そういうことを意味しているのではなく、 例えば、上手にできたらお菓子がもらえるはずだったのに、できなかった もしくはパニックになったからお菓子はあげない、などのことで、 英語ではネガティブリインフォースメントというが、それをしない、ということである。 ちゃんとできなかったら、お菓子あげないからね、 というのはタブーであり、できることに焦点を当てるのである。 例えば、廊下で歩かずに走る子どもがいるとする。 通常は、歩かないとだめよ、と言いがちだが、 私たちは、その子どもが歩いた瞬間に、わざと「わぁ、上手に歩けるね!」 とコメントし、すかさず強化子を与えるのである。 走ったときは、もちろん状況によって、タイムアウト、 または出発地まで戻るなど対応は取られるが、そういった対応は 事前に話し合われ、しっかりとしたプランとして書面に書かれている 正式なものである。そうでないとき以外は、タイムアウトなどを使う事は 許されない。 これから学ぶ事は、日々の子育ての中で、子どもが泣きわめいたり、 言う事を聞かなかったりすることがあるが、そのときに ないてばかりいたらお菓子上げないよ、と言わずに、その場は無視し、 静かになった瞬間に、「ちゃんと泣き止めたね、偉いね」といって 褒めて上げることである。そうやって、できることを褒めて上げるのは、 大切だと思う。 いつもそうは行かないけれど、できるだけそうするように している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[自閉症ケース] カテゴリの最新記事
難しいですよね。誉めることは。。。
どうしても怒りの方が強くなってしまいます。(反省) (2006.06.07 07:59:43)
うちの場合、1年生の時、学校のトイレでオシッコが出来たら、プリントにシールを貼り、目標の数が達成できれば、大好きな玩具を買ってあげるということにしたら、上手く行っていたのですが、2年生になって先生が変わったからか、やる気を失くしてしまい、また、オシッコを漏らします。しかも、わざとのようです。先生或いは私と子供との取り決めがしっかり出来ていないからでしょうか?先生との関係がまだ出来ていないからでしょうか?
どう思われますか? (2006.06.07 09:25:02)
koko12347212さん
>難しいですよね。誉めることは。。。 >どうしても怒りの方が強くなってしまいます。(反省) おれ、すっごくわかります。本当に。だから、学校でもわざわざ職員をトレーニングするのでしょうね。特に、言葉に表さない日本人の場合は、人一倍の努力が必要なのですが、褒められるうれしさは人種をこえて、誰でも一緒なのだと思い、頑張っています。 また、どこかの本に、怒る前に深呼吸、と書いてあったのをみて、そういえば私もそうしているな、と思っている矢先に、娘が 「ふぅーっ」とため息をつきました。私が怒る前につくため息と全く一緒で、子どもはよく見ているな、と反省しました... (2006.06.07 11:01:24)
日々の子育てにも参考になりますね。
ほんと、いつもうまくいくわけじゃないけれど。 (2006.06.07 23:44:07)
お久しぶりです。(^_^)
精力的な活動の様子はいつも拝見させていただいています。 誉めること。難しいですね。 誉めること自体はたいして難しいこととは思っていません。子どのいいところなんていくらでもありますから。 何が難しいかって、タイミングですね。 >静かになった瞬間に、「ちゃんと泣き止めたね、偉いね」といって そうですよね。こうすれば子どもも自信が持てる。 「おれって、やればできるじゃん」 叱る前の深呼吸。私もやります。(笑) 叱る前には、怒りを静めないと聞いている方もいやでしょうし。 感情をぶつけることは、時には大切なことなんですけれどね。 でも、できるだけ考えることもさせてやりたいって思ってます。 (2006.06.08 00:31:49)
ELLIE/すずらんさん
>日々の子育てにも参考になりますね。 そうですね。私も子どもが生まれてから、また 教え方ががらっと変わった感じがします。 >ほんと、いつもうまくいくわけじゃないけれど。 そうそう、そうなんですが、あきらめないのが大切です。 できるときに、できるだけ、と私は考えています。 (2006.06.08 08:42:43)
じゃんぼ1963さん
>お久しぶりです。(^_^) こちらこそ!お久しぶりです。 > >精力的な活動の様子はいつも拝見させていただいています。 いや...気持ちばかりが先に立ち、中々成果が上がらず... >誉めること自体はたいして難しいこととは思っていません。子どのいいところなんていくらでもありますから。 > >何が難しいかって、タイミングですね。 その通りですね!アメリカはほめ殺しの文化のようなところもありで、できるたびに、「Good Job!」など言って褒めています。 子どもにとってはそれが当たり前になるのかな、とはじめは思っていたのですが、褒められるたびにきゃーきゃー笑う我が生徒を見ると、まんざらでもないのか、と首をひねります。 >叱る前の深呼吸。私もやります。(笑) >叱る前には、怒りを静めないと聞いている方もいやでしょうし。 あ、よかったです。最近娘が真似するので(ノー、と怒ったときの指差しも...)もっと静かに深呼吸をするように心がけているのですが、そうすると酸欠になりそうで(笑)。 >感情をぶつけることは、時には大切なことなんですけれどね。 > >でも、できるだけ考えることもさせてやりたいって思ってます。 私もです。なんで?と言う質問を最近はしています。 めちゃくちゃな宇宙語で答えていますが、一生懸命本人なりに 考えているようで、最後は吹き出してしまうのですが、 なぜ?というのは大切な、自分の意見をもつ一歩ではないでしょうか? (2006.06.08 08:48:54) |
|