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テーマ:最近観た映画。(38856)
カテゴリ:~2006年 映画・ドラマ
この映画は、
トーベのミーさんのHP ao_6さんのHP で紹介されています。 それを読んで前から、いいなあと思っていたのです。 先日ビデオを借りてきて、やっと見れました。 感想と言うほどのものは書けないけれども、印象に残ったことなど・・・ちょっと。 下町のタバコ屋、主人はオーギー。 その客の小説家のポール。 そして、その小説家が車に引かれそうになったのを偶然助けた黒人の少年、ラシード。 また、その少年の12年前に蒸発した父親。 オーギーの元妻、ルビー。 オーギーが毎日写真をとってアルバムにしている。 同じ時間同じ場所。 小説家のポールにその写真を見せるところ、ホロッとする。 「僕の愛したエレンだ」 彼の妻は、銀行強盗の犠牲になって死んでしまったのだ。 写真の一こまに見つけた妻の姿、オーギーはその姿をポールに見せたかったのでしょうね。 見せることによって、妻を亡くした失意のポールに生きる力を与えようとしたのかな・・ 君の中にもずっとエレンは居るよ・・って。 ラシードと彼の父親の場面。 父親が義手である理由を話してくれるのだが。 「神様が、自分が馬鹿で、くそったれなのを忘れないようにつけてくれた印なんだ」 そんな父親は、すでに新しい家族を持って、ラシードを見ても自分の子どもだとはまったく気が付かない。 ラシードは、オーギーやポールにいわれて、名乗りをあげるのだが。 父親は「うそだ!この大嘘つきめ!」と混乱する。 その後、新しい妻や子どもとともに全員で、ピクニックテーブルを囲んでいるシーンが、印象に残る。 一言もしゃべらない。 彼らはどうするのかな~? ルビーは、娘のことで、相談に来た。 娘が、ドラッグ中毒でしかも妊娠している。 彼女を更生施設に入れるにはお金が必要だから。 顔も見たことの無い娘に、ルビーに連れられて会いに行く。 娘のすさんだ表情と、暴言にさすがのオーギーもあきれ果てる。 しかし、彼らが去った後の娘の表情には悲しみがあった。 なんで、こんなことになっちゃったんだろうね・・・ オーギーのクリスマスストーリー この話は、うそなのか本当なのか・・・ 14年前のクリスマスの話を語って聞かせるのだが。 そして、これは本当はいつの話なんだろうか・・ 確か、冒頭でも似たようなことが・・・ね? ポールが、ラシードを自分の息子のように心配するところもとってもいいし、オーギーの口が悪いけれども、人を見る目がいいね。 ここでは、よくいろんな話が出てくる。 オーギーが話すクリスマスの話もそうだけど、ポールがラシードに話す話も面白かった。 山登りで遭難した男と、その息子の話。 遭難して、遺体が見つからなかったのだけど、息子が山に登って凍りに埋まったまんまの父親を見つける。 父親は息子よりも若いまんまだった。 考えようによっては、ラシードの父親の義手の話も、お話なのかもしれない。 そうそう、 タバコの煙を量るという話。 タバコの元の重さを量り、それから、タバコに火をつけその灰と、タバコの吸殻を量る。 その差が、煙の重さだ。 煙の重さは、どれくらいなんだろう・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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