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テーマ:DVD映画鑑賞(13600)
カテゴリ:2009邦画
このところ邦画のレンタルが多いのでまとめてみました。
「百万円と苦虫女」「純喫茶磯辺」今回はこの二つ。 「ジャージの二人」「リアル鬼ごっこ」も見たけど、お勧めじゃないので感想はパス。 ☆百万円と苦虫女☆(2008) タナダユキ監督 蒼井優 森山未來 ピエール瀧 ストーリー 短大を卒業したものの、就職できずにアルバイト生活を送る21歳の女性、佐藤鈴子。ひょんなことから警察沙汰の面倒を起こしてしまい、実家に居づらくなった彼女は、家族の前で“百万円貯まったら出て行きます”と宣言、以来バイトを掛け持ちして懸命に働く日々が続く。そして百万円が貯まると、宣言通り実家を後にして、誰も知らない土地へと旅立つ鈴子だったが…。 ~~~~~~~~~~ 蒼井優ちゃんが見たくて借りたのね^^) 蒼井優ちゃん可愛い♪ 気持ち今回暗~い役がら。 はじける感じも可愛いんだけどね、こういう暗さも、「ま、いいか」って(笑) 主人公の鈴子の、周りに波風立てずに済ませる生き方というのが「苦虫女」とも言えるどっちつかずの表情に表されているんだよね。 相手の言葉を受け流すには「どっちつかずの顔」でいいとも悪いとも自分の意見を言わずに、受け流していく。 そうやって生きていくのがいちばん楽だと思っていたんだよね。 というか、こういう気持ちってちょっとわかるかも。 特に若い子には、共感するところがあるのかもね。 TVでぴちぴちきゃっきゃとしたアイドルばかり見るけれど、そんな子ばかりじゃないでしょう。 そういう子ばかりがもてはやされるのは、もちろんその方が見栄えもいじり甲斐もあるから。 実際はもっとうっ屈としたものをみんな持っているものよね。 海の家、田舎の桃農家、町のホームセンターとお金を貯めてはそこを去っていくわけね。 しかし、どこでも一人ではいられないのよ。 お金を稼ぐためにはその社会に入らないといけない。 家族とか田舎とかお店とか、すべて人間関係だもんね。 田舎のエピソードは主人公同様ムカッとしたけど・・(笑) 基本、自分を変えたくないわけだけどそれでも何かが変わるんだよね。 後半の森山未來とのエピソードがメインかな。 いつも一緒にいてお互いを思いやっても、言葉が足りなければダメなんだよねって改めて思う。 森山未來がいい奴なのか、単なるヒモ男なのかあやふやな感じで進んで行くんでね。 ラストは私は、いい感じに〆たなって思った。 少女漫画的ではあるかもしれないけど、希望があっていいと思うし。 ピエール瀧が、きもいおじさんなのかしらって思ったら意外といいおじさんでこのギャップがおもしろかったわ。。でも行動はキモイと思うけど(笑) 監督の「赤い文化住宅の初子」 も、暗かったよね~。そして少女漫画的でもあったよね~。 でも、私は面白かったけど^^)「赤い文化住宅の初子」 ☆純喫茶磯辺☆(2008) 吉田恵輔監督 宮迫博之 仲里依紗 麻生久美子 ストーリー 磯辺裕次郎は、8年前に妻が家を出て行って以来、高校生の一人娘・咲子との2人暮らし。無気力な毎日を送る裕次郎だったが、ある日、父親が急死して多額の遺産が舞い込むことに。仕事を辞め、ダラダラする裕次郎は、偶然入った喫茶店でマスターと美女がイチャついている姿を目撃して、喫茶店を始めることを思いつく。そして、あきれる咲子をよそに、近所の商店街に“純喫茶磯辺”をオープンしてしまう。咲子は渋々店の手伝いを始めるが、案の定、客の入りはサッパリ。そんな時、美人の素子がバイト志願にやって来る。裕次郎はさっそく、元々いたバイトの江頭をクビにして素子を採用。すると、素子目当ての客が増え、ほどなく店内は常連客で賑やかになっていくが…。 ~~~~~~~~~ これまた宮迫が見たくて借りたDVD。 宮迫は「蛇いちご」「下妻物語」などで見ているけど、こうしただめっぷりのいいオヤジって似合うのだよね(笑) 今回、まったく何も考えない能天気なオヤジ。 ただアルバイトの麻生久美子に惚れちゃうというだけ(笑) そんなオヤジを年頃の女子高生の娘が醒めた目で見ている。 こんなダサイ名前の喫茶店なんか~~! サラにちょっとかわいいからって麻生久美子をバイトに雇っちゃうし! しかも、メイド喫茶みたいな制服着せちゃうし、しかも彼女は堂々と着ちゃうし~! とまあ、彼女のストレスもたまるわけだ。 しかし、この麻生久美子も、なかなかの女なのだ。 ちょっと正体不明。 ただ、喫茶店のチラシ配りに見せた知恵は笑える…あり得るかも。 オヤジの話かと思いきや、この娘の話なのだね。 麻生久美子は、最後まで正体が今ひとつわからんかったなあ。 そして、娘役の仲里依紗がよかったわ^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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