今朝は6時半に眼を覚まします。
朝食の「アップルデーニッシュ」を食べ始めます。
「猫神」の代わりに隣に寝ていた我が部屋猫〈かふん〉が起き上がり、「杉の花粉」の前にチョコンと座ります。
「アップルデーニッシュ」を千切って前に置くと、見向きもせず、外に出たがります。
ドアを開けると飛び出していきました。
二日間、充分眠ったおかげで、今朝はスコブル元気です。
着替えのために母屋に行くと、大勢の猫が走り廻る中、セミダブルベッドで数人の猫と一緒に
「猫神」は「うつ伏せ」で死んだように眠っています。
取り合えず息はしていましたから、「行ってきます」と声だけかけて、流星号part2(a-BIKE)に跨り出勤です。
何時ものように満員電車に揺られて職場に着きます。
喫煙室では課長が少し不機嫌でしたが、職場復帰を心配してくれているのが判っているので、余り気になりません。
実際、帰りがけに喫煙室に行くと「職場復帰の大事な時期だから、『頑張れ』とは言ってはいけないのでしょうが、何とか出勤できるように体調を整えて」と諭してくれました。
有難いことです。
メールや決裁書類をジックリ読んで午前中をどうにか過ごします。
食堂でお昼を食べ、職場に戻って読売新聞を読んでタバコを吹かします。
午後からは、以前、上司に言われていた報告書の時点修正を始めます。
訂正した部分と未だ数字が入らない部分をマーキングしていると午後5時になります。
喫煙室でタバコを吸いながら同僚とお話をしていたら、上記のように課長が入って来て、諭してくれました。
5時15分を過ぎて、上司や同僚に挨拶して帰宅します。
発駅に着いた途端、単独の海外旅行に引きずり込んだ張本人「出川さん(仮名)」から携帯に電話が入ります。
「飲むのが駄目なら、4月頃に静岡でもいかないか」とのお誘いです。
「その時は、是非誘ってください。」と答え電話を切ります。
発駅の喫煙所でメールの確認をしますが、「猫神」からのメールがありません。
自宅に電話しますが誰もでません。
少し心配ですが「眠っているのだろう」と電車に乗り込みます。
着駅に着くと「猫神」から
「お早うございます。今、起きた。」とメールが入っていました。
電話をすると「野菜タップリお弁当」は食べていないとのことです。
午後3時位には雪が舞っていましたので、凍えるような風の中、流星号part2(a-BIKE)に跨りノタノタと自宅を目指します。
着替えに母屋に入ると「猫神」が寝ぼけマナコで加湿器の水の用意をしてくれていました。
着替えると、部屋からお弁当を持ってきてくれ、不気味なほど親切な「猫神」です。
夜勤の弟を叩き起こして和やかな夕食の始まりです。
〈かふん〉が何時ものように「杉の花粉」の前にチョコンと座ります。
お弁当の蓋を開ける時に
「サトイモの煮っ転がし」が転がり落ちてしまいました。
〈かふん〉は
「サトイモの煮っ転がし」に飛びついて他の猫が近づくと唸り声を上げて追い払います。
全く節操がなくなった〈かふん〉です。
お弁当に入っていた、冷めてペシャペシャになった〈パリパリポテト〉を千切って前に置くと見向きもせず、〈かふん〉は遊びにいきます。
近頃、〈かふん〉の好みが益々判らなくなってきました。
夕食が終わると何時ものように夜勤の弟は少し休むと部屋にもどり、「杉の花粉」にくっ付いて「猫神」と〈かふん〉が部屋にやってきます。
少し新聞の記事など「猫神」とお話していましたが、休み明けの出勤で少し疲れた「杉の花粉」は、何時の間にか眠ってしまったようです。
12時過ぎに「猫神」が少し不安だから「アルプスの少女ハイジ」を見てくると大勢の猫の待つ自分の部屋に戻ったのを夢うつつの状態で聞いています。
午前2時過ぎに眼が覚めた時は、スッキリとしていました。
そこで、3日間放ったらかしにしておいたパソコンにアクセスします。
マカフィーのファイアウォールの調子が悪く、2度目の再インストゥールをしていると、「起きてたの」と言いながら「猫神」が
「やっぱり「アルプスの少女ハイジ」は良いね。スッキリした。」と言って午前3時頃に部屋に顔を出します。
あのアニメでどうスッキリするのか「猫神」の好みも良く判りません。
こうやって3日分の日記を書く後ろでは、何時ものようにベッドのド真ん中を占領して「猫神」が幸せそうにスヤスヤ眠っています。
〈かふん〉は大好きな寝場所を奪われ座椅子の上に座り込んでいます。
取り合えず、どうにか職場復帰の最初の危機は乗り越えました。