「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

　今朝は４時過ぎに眼を覚まします。
　昨日は少し遊んでしまいましたから、今日は完全休養日に決定です。
　少し眠い眼を擦り、パソコンにアクセスします。

　日記を書いてアップした後、メールの整理やサイトの散歩をして過ごします。
　時計が８時を廻った辺りで、マカフィーウィルススキャンを作動させます。
　終了するまでに１時間はかかりますので、昨日、夜食用に買い求めた「お握りセット（半額）」を食べ始めます。

　我が部屋猫〈かふん〉が「杉の花粉」の前にチョコンと座ります。
　先ず、シャケを千切って前に置きます。

　飛びついて食べ始めます。

　次に「焼きイカ」を千切って前に置きます。

　少し固かったので、苦労して食べています。

　試しに「コンニャク」を千切って前に置きます。

　何と食べ始めます。
　半分ほど食べ残した「コンニャク」を再度、前に置くと全部食べてしまいました。

　少し可哀想になって「揚げ竹輪」や「海老天の尻尾」を前に置きます。

　見向きもせずに水を飲み始めます。

　〈かふん〉の好みが全く判らなくなりました。

　パソコンはスキャンを続けていますので、新聞を取るついでに母屋の「猫神」の様子を見に行きます。

　部屋中を走り回る猫たちの中、幸せそうにスヤスヤ眠っていました。
　「ほっぺ」を突っついても気付かず眠り続けます。

　「杉の花粉」は新聞を取ると部屋に戻って読み始めます。
　〈かふん〉が新聞の上に乗ってこなかったので、ユックリ読めました。

　新聞を読み終わり、新聞に挟みこまれた広告を眺めていると、急に〈かふん〉が見終わった広告の上に座り齧り始めます。

　〈かふん〉の好みは全く判りません。

　見終わった広告を全部〈かふん〉の上に乗っけたら憮然として這い出してきます。
　その後、ドアを開けると外に飛び出して行きました。

　マカフィーウィルススキャンはウィルスはないと言い張りますが、経験上、余り当てになりませんので、再度、スパイスイーパー（スパイウィルス検索ソフト）でスキャンを開始します。
　これも終了するまでに１時間かかります。

　何時の間にか眠っていました。

　１２時前に眼を覚ますとスパイスイーパー（スパイウィルス検索ソフト）もスパイウィルスはないと言い張っています。

　一抹の不安が残りますが、取り合えずパソコンをダウンします。

　お昼用に「食パン４枚切」の２枚を食べ始めます。

　外で猫が唸りあっています。

　「猫神」配下の一族で下克上があったようで、ボスが入れ替わったようです。
　旧ボス〈さしみ〉が右前足を捻ったようで、三本足になったところを〈ムニエル〉が急襲してボスの地位を確保したようです。

　〈さしみ〉はボスの重圧から解放されたのか「猫神」や弟にスゴク甘え始めたようです。
　弟は〈さしみ〉が一緒に寝てくれると非常に嬉しそうです。

　弟の好みが全く判らなくなりました。

　でも〈さしみ〉の右前足は治りかけており〈ムニエル〉の天下は、明智光秀の１１日間もモタナイのではないかと「猫神」と話しをしています。

　手洗いに行くついでに確認すると、隣家の物置の上での唸り合いだったので、誰と誰かは「杉の花粉」には判りません。

　ただ、手洗いから出ると屋根から野次猫〈かふん〉が顔を出します。

　完全に安全なところから、〈かふん〉は喧嘩を眺めていたようです。

　完璧に状況判断ができる立派な猫に育ちました。

　面白い場面が終わったのでしょう。
　猫同士の唸り合いが聞こえなくなると、早速〈かふん〉が戻ってきます。
　猫餌を食べ水を飲み、お気に入りの保護色毛布の上で身繕いをしています。

　唯我独尊の思想は完璧に「猫神」から受け継がれているようです。

　その後、「杉の花粉」は再び眠ってしまいました。

　午後６時過ぎに「猫神」が「ちっとも眠れない」と部屋に顔を出します。

　「寝言は寝て言え」と心の中で叫んでいますが、ニコニコ迎える「杉の花粉」は大人です。
　「灯油」が全くなくなってしまったとのことです。

　そこで、「猫神」は弟を叩き起こし、「灯油」と一緒に自分と弟の夕食を買いに行かせたようです。

　弟が戻るまで少し「猫神」とお話をします。
　８時を廻る頃、「杉の花粉」は自分の夕食を作りに台所に向かいます。
　今日は「ビビンバチャーハン」に「お茶付けラーメン」にしました。

　そうする内に弟が帰ってきて、食卓で３人揃って夕食の始まりです。
　「杉の花粉」は、「ビビンバチャーハン」に「お茶付けラーメン」、「猫神」は「ロッテリア照り焼きハンバーガーセット」、弟は「豚丼」と「サラダ」です。

　夕食後、弟と「猫神」が、「灯油の手間賃を１００円余分に頂戴！」「駄目！」と和やかにお金の清算を始めたので、「杉の花粉」は部屋に戻ります。

　暫くボーっとして、パソコンにアクセスして日記を書き始めます。
　後ろでは、〈かふん〉が大好きな保護色毛布の上で身体を「く」の字に曲げて熟睡しています。