テーマ:猫のいる生活(136636)
カテゴリ:『猫のいる生活』
連日の『ゲームセンター』通いは、「うつ」の「杉の花粉」の身体を確実に蝕んでいます。
今日は、7時過ぎに眼を覚まします。 疲労しまくっています。 パソコンを立ち上げ、少し遊んだ後、母屋に向かいます。 我が部屋猫〈かふん〉はドアを開けた途端に外へ飛び出していきました。 「猫神」も連日の外出に疲れ切ったのか猫と布団に包まって幸せそうに眠っています。 呼びかけると薄っすら眼を開けますが、直ぐに夢の中に帰っていきます。 10時にもう一度起こしにくると伝え部屋に戻ります。 近所から苦情の『お手紙』をいただいたので、『子犬』を繋がねばなりません。 我が家は余り『近所付き合い』が得意ではありません。 『うつ』で『1年近くの病気休暇』を取ったことを利用して、『夫婦ともに「うつ」ですから、「寄り合い」には出席できません。』と自ら言いふらし、『煩わしい田舎の付き合い』から開放されたと喜んでいました。 年の始めに『はな(犬♀)』が4人の子供を産みました。 夜中に脱走する『はな(犬♀)』と4人の子犬が近所を荒しまわっていると、『自治会の顔役』が訪れてくれた程です。 中学の同級生の父親でしたので、「子犬は里親を見つけてくださいと『獣医』さんにお願いしているので、暫らく待ってください」と言って納得してもらいました。 その2週間ほど後に、3人の子犬は貰われていきました。 今は『はな(犬♀)』と子犬の『ナルシス(犬♀)』(通称『なる』)の二人きりですが、『なる』は生まれて未だ4ヶ月です。 勝手に走り回る『なる』は、お隣の庭を『便所』にしていたようで、写真入りの『お手紙』には、排便のためにしゃがむ『なる』がシッカリと写っていました。 『はな』『なる』と「尻取り遊び」のようなネーミングですが、『なる』は、生まれた1月に咲く花『ナルシッシス(水仙)』と「猫神」お気に入りの『悪霊シリーズ(小野不由美著)』のナルシストの主人公から付けた名前です。 生まれ月の近い某皇太子の幼名からだなんて口が裂けても言えません。 我が家の12人の猫に囲まれた『なる』は、自分が犬というより『ネコ』と自覚しているようで、戸締りしても出入りできる床下の通称『猫道』を通って何時の間にか母屋に入り込んでいます。 非常に小さい子犬ですので、付ける『首輪』がありません。 ですから、近所の迷惑を知りながらも『うちは「うつ」夫婦だし~』とオールマイティーの「うつ」というカードを出して誤魔化していましたが、同封された写真をみる限り、自分であれば『激怒して怒鳴り込んで』います。 『お手紙』を出すというのは、お隣さんの優しさ以外考えられません。 『厭味には、怒りを』『怒りには、嫌がらせを』『右頬を殴られたら、往復ビンタに局部を蹴り上げる』と対応するのが我が家のモットーですが、『優しさには優しさ』でしか対応できません。 早速、大型ホームセンターに行って『首輪』などを購入しなければなりません。 ですから、ホームセンターが開店するであろう10時に「猫神」と一緒に出かけることにしました。 部屋に戻って日記を書き始めます。 1時間の予定が、2時間を越えてしまいます。 かなり頭の方も疲労しています。 結局、12時前に「猫神」を起しに母屋に向かいます。 「猫神」は未だ夢の中で迷っているらしく、中々現実社会に戻ってきてくれません。 「猫神」がシャワーを浴びて外出の用意が整った時には1時半を廻っていました。 弟に「ホームセンターに行くついでに、お昼ご飯を食べるので、一緒に行こう」と運転を押し付けようとしましたが、「もう、お昼ご飯は食べた!」と上手く逃げられました。 「猫神」と一緒に車に乗り込みます。 「ホームセンター」で『ハーネスのような小型犬用の首輪』と、絡まると困りますので鎖の代わりに『絡まらない4メートルのワイヤー』2つと『ワイヤー留め』など1万4千円をカードで支払います。 「お腹がすいた」と繰り返す「猫神」と一緒に久しぶりに和食が美味しいお店に向かいます。 「猫神」には『天麩羅ソバ(850円)』、「杉の花粉」には『すき鍋定食(1200円)』が置かれます。 今日は非常に温かく、どちらかと言うと「暑い」好天です。 「杉の花粉」は、メニューを見ながら、この時期に『鍋焼きうどん』など誰が頼むのだろうと不思議に思って、『かつ鍋定食』を注文したツモリでした。 ところが現れたのは『鍋焼きうどん』に匹敵する『すき鍋定食』です。 確かに注文する時に『すき鍋定食』と言った覚えがあります。 非常に頭が疲れているようです。 「何で、この暑い日に『すき鍋定食』なんて注文するのかと不思議に思った。」 「思っているものと違うものを注文する人がいると聞いたことがあるけど、初めてみた。」 と『すき鍋定食』を前にしてウロタエル「杉の花粉」を馬鹿にします。 猫舌のくせに冷たいものが苦手な「猫神」は、少しずつ少しずつ熱い『天麩羅ソバ(850円)』を啜りながら、汗にまみれ『すき鍋定食』を食べる「杉の花粉」を見ては笑っていました。 今日は二人とも完全に疲れていますので、自宅に直行します。 「猫神」は頭痛がすると言って、ベッドに横たわりましたので、「杉の花粉」は一所懸命に購入した『ワイヤー留め』を母屋に取り付けます。 『なる』に『ハーネスのような小型犬用の首輪』を取り付けると、鳴き叫びます。 『はな』と『なる』の『首輪』と『ワイヤー留め』に『絡まらない4メートルのワイヤー』を取り付けて完了です。 ずっと放置してあった二人の排出物を埋め始めます。 玄関の辺りで興味深そうにジッと見ていた野次猫〈かふん〉が近づいてきます。 〈かふん〉と言って睨むと少し遠ざかりますが、再び近づいてきます。 排出物で遊ぼうという魂胆のようです。 〈かふん〉と怒鳴るとようやく残念そうに〈かふん〉は逃げていきました。 部屋に戻ります。 〈かふん〉が飛び込んできます。 『なる』の鳴き声が止まりません。 心が痛みますが、「仕方ないのだよ。我慢してくれ『なる』」と少しハードボイルドの主人公になって鳴き止むのを待ちます。 〈かふん〉は興味深く外を伺います。 午後7時頃にようやく鳴き声が聞こえなくなりました。 「悪かったな『なる』」と頭を撫でようと外に出ます。 『なる』がいません。 脱走していました。 ワイヤーには『首輪』だけが残っています。 慌てて玄関を開けると平然と『なる』が横たわっています。 再び『ハーネスのような小型犬用の首輪』を付けると『なる』が鳴き叫びます。 動物虐待で『人よりも動物が大切』な『動物愛護団体』からクレームが付きそうで気が滅入ります。 〈かふん〉の頭を撫でていたら眠ってしまったようです。 午後9時ころに「夕食どうするの」と「猫神」が部屋に顔を出します。 「暫らくしたら行くから少し休ませて」というと心配そうに「猫神」は母屋に戻っていきました。 9時半ころ「猫神」が「○○(弟の名前:呼び捨て)が持っていくカバンがないって言ってる。無ければ買うそうだけど」と再び顔を出します。 旅行中にディパック1つでは、足りなくなって買ったカバンが幾つかあります。 その中から使えて比較的マシなカバンを探し、母屋に持っていきます。 如何にか弟は気に入ってくれたようです。 「入ればなんでも良い」と言っていましたから。 一人だけコッソリ弁当を食べた弟は部屋で『出張』の準備をしています。 未だ頭痛が治まらない「猫神」は丼に一杯「おかゆ」を作って、ビン詰めの「ザーサイ」を半分近く放り込んでいます。 「杉の花粉」は冷凍食品「お好み焼きミックス」と「小さな焼きお握り」4つをレンジでチンして「猫神」と二人一緒の夕食です。 「この『ザーサイ』、余り辛くない。」と言って「猫神」は、ビン毎放り込みそうな勢いです。 何時ものように〈かふん〉が「杉の花粉」の前にチョコンと座ります。 「お好み焼き」の『具』の「イカ」「海老」など殆ど〈かふん〉の胃の中に納まります。 今や「練った小麦粉焼き」と化した「お好み焼き」と「お握り」で如何にか空腹は治まりました。 夕食後、「鎮痛剤」を「猫神」に渡し、部屋に戻ります。 直ぐに〈かふん〉が戻ってきます。 メールの整理をしていたら眠くなります。 何時ものように嫌がる〈かふん〉を抱いてベッドに倒れこみます。 ダウンしていないパソコンの電子音と外で『なる』が鳴く声が続いていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月06日 08時22分09秒
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